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平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

暑い季節にもぴったり!“八王子パッションフルーツ”香る、甘酸っぱい焼き菓子

 八王子パッションマドレーヌ5個入

「これは蒸し暑い季節にもお勧めしたい!」と心から思える焼き菓子に出会いました。

「パティスリー メゾンドゥース」で、「八王子パッションフルーツ」のマドレーヌを販売し始めたのは2020年頃。こちらは、2013年に京王線・南大沢駅最寄りにオープンした八王子市内の人気店。オーナーシェフの伊藤文明氏は、2019年にパティシエの世界大会の最高峰「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」でチーム準優勝。2012年には「ガレット・デ・ロワ」のコンクールで優勝し、日本代表としてパリでのコンクールにも出場するなど、焼き菓子のクオリティの高さでも知られています。

マドレーヌ生地の上に八王子産パッションフルーツのコンフィチュールを塗って焼き上げ、パッションフルーツ果汁入りのきゅんと甘酸っぱい糖衣でコーティング。この生地は、バターだけでなく米油も使っているため、冷蔵庫に入れても一般的なマドレーヌと比べて硬くなりにくいのが特徴です。夏に冷やして食べるのにぴったり!ライムの皮を削って混ぜ込むことで、爽やかな香りも加えています。

アーモンドスライスの下のシャリッとした糖衣の口どけが何とも繊細。この下地にコンフィチュールを塗るというのはフランス菓子の伝統的な製法で、このひと手間で糖衣の食感も保たれやすくなるのです。

さらに、ふわりと広がるパッションフルーツの香り、食欲をそそる酸味と甘みと、焼き菓子1つの中から、様々な香りと味わいが重なり合って感じられるのが嬉しくなります。

しかし、上に塗ったコンフィチュールがマドレーヌ生地に沈んでしまうなど、試作に苦心したという伊藤シェフ。解決するには生地の温度調整が必要で、コンフィチュールの炊き具合にも左右されます。試行錯誤の結果、今では安定して作れるようになったそうです。

「八王子でパッションフルーツが採れるの?」と驚くかもしれませんが、2008年より、若手の農業後継者達が八王子の特産品を作ろうと、日本での栽培地がまだ少ないパッションフルーツの栽培を開始しました。夏は暑さで知られる八王子はパッションフルーツを育てやすいと考えたことと、グリーンカーテンとして活用できる点にも着目したそうです。

伊藤シェフ自身も、八王子パッションフルーツの苗木をもらって育ててみたところ、最初になった実がとても甘く、びっくりしたと仰います。その後は、立派なグリーンカーテンに成長したそうです。

「八王子日和・丘のそよ風」と書かれた箱には、お店からも近い多摩丘陵の長池公園の風景が描かれていて、まさに八王子ならではの品!八王子市のふるさと納税返礼品にも選ばれています。

紅茶との相性抜群!夏はひんやりアイスティーと共に楽しむと、休暇でリゾート地を訪れたような、ちょっと優雅な気分で味わえます。

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

[ウェブサイト] 幸せのケーキ共和国
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All About スイーツガイド
『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
監修本『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)
「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
※本ページにはプロモーションが含まれています

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