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平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

贈り物にぴったり!大粒の丹波栗がゴロッと、ラム酒が芳醇に香る大人の贅沢ケーキ

 丹波栗のけーき

華やかな風呂敷包みをほどくと、中には立派な桐箱。その中に収められている真四角のパウンドケーキは、大粒の丹波栗を贅沢に使用し、ラム酒を利かせた大人向けの味わい。古くから“勝ち栗”と称するように、縁起物の栗を使ったお菓子は、お年賀のご挨拶をはじめ、贈り物にぴったりです。

このお菓子を作っている「中島大祥堂」は、大正元年(1912年)に創業し、100年以上の歴史を持つ和洋菓子の製造会社です。本社は大阪にありますが、京都・丹波に工場を作ったご縁から、この地に「中島大祥堂」ブランドの本店を開業。2009年より自社で栗農園の運営も始め、丹波産の栗や小豆を使ったお菓子を届けています。私も以前に本店に伺い、落ち着いた趣きの店内で栗のお菓子をいただきながら、ほっこりとした時間を過ごしました。

生地には、しっとりとなめらかな口あたりを追求して試作を繰り返したどり着いた、北海道産の小麦粉を使用。アーモンドパウダーもブレンドしてコクをプラスし、焼き上げた後、ネグリタラムのシロップをたっぷり染み込ませています。使用している栗のうち、丹波産のものが64%も占めるそう。さらにイタリア産の栗のシロップ煮も加えていて、惜しげもない栗尽くし!持つとずっしりするのも納得です。

切ると、下の方にゴロッと見える大粒の渋皮栗が丹波産のもの。上の方の少しやわらかな質感の栗がイタリア産のもの。上品な甘さとほっくりとした食感、それに渋皮付ならではの香ばしさが何とも言えない丹波栗と、甘みが強くしっとりねっとりした食感のイタリア産栗との、味わいや食感の違いを楽しむことができます。

このお菓子は切り方にコツがあり、四角いケーキの対角線をカットして三角形になるように4等分にすると、立派な丹波栗の断面が一番よく見えるように配置されています。人数が多ければさらに半分に。切ってから乾燥しないようラップ等で覆い、ほんの10~15秒ほど電子レンジで温めると、ラム酒の芳醇な香りが馥郁と立ち昇り、得も言われぬ贅沢さに。

ブラックコーヒーやストレートの紅茶との相性が抜群。お抹茶やほうじ茶と召し上がると、どこか懐かしい和の栗菓子の風情も感じられます。辛党の方ならば、ウィスキーやブランデーのあてとしても味わい深いですよ。

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

[ウェブサイト] 幸せのケーキ共和国
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All About スイーツガイド
『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
監修本『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)
「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
※本ページにはプロモーションが含まれています

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