夏の風物“ヒグラシ”の名の老舗コーヒー店オリジナル、きりりと濃いアイスコーヒー

兵庫県豊岡市で昭和5年より続くヒグラシ珈琲。

コーヒーがまだ舶来品と言われ貴重だった時代、山陰地方で唯一のコーヒー専門店として創業した老舗です。
豆を焙煎して販売するだけでなく、地元の文化人が集うカフェーとしてモダンなお店だったそうです。

現在は城崎温泉や出石そばで知られる豊岡に2店舗を構え、自家焙煎コーヒー豆の量り売りをおこない、駅通りの本店には喫茶ルームも併設されています。
昔のメニューも飾られているクラシックな雰囲気。
とても珍しい焚火焙煎機で焙煎したコーヒー豆も販売されていて、全国のコーヒーファンから愛されています。

店名の由来は、夏の終わりにカナカナと鳴くヒグラシゼミから。
そして私のこの夏のおすすめは、ヒグラシ珈琲という名にふさわしい夏の風物「ヒグラシオリジナルアイスコーヒー」。

冷やしても香味が残り飲みやすいよう、深煎りした自家焙煎豆で仕上げ、きりりと濃いめの味わい。
氷をたっぷりいれたグラスに注いでおいしくいただけます。
ミルクで割ってカフェ・オレにしたり、ハチミツで甘みを加えてみたり、自分ならではの楽しみ方もぜひ。

昭和初期のものを復刻したラベルもすてき。
夏のおもたせや差し入れにもぴったりです。

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