厳選モモ肉のしっとり焼き豚
神戸牛ユキヤ

赤身と白身、どっちが主役！？焼き豚

(4.5)
味	(5.0)
パッケージ	(4.5)
コスパ	(4.0)
見た目	(5.0)
ギフトにおすすめ	(5.0)
リピートしたい！	(4.0)

【商品到着】

指定日時通り、冷蔵配送で無事到着。
Ｗ幅２８×Ｄ奥行き２０×Ｈ高さ７cm程の大きさで、配送業者の袋に入れられています。重くはないです。
『肉の店ユキヤ』と刻印された金色のシールが目立つ包装紙を開けると、高級そうな黒い箱。この黒い箱にも貼られている先程のシールが更に高級感を盛り上げてくれています。


【わくわくしながら箱を開けると…】

ドドーン。待ちに待った手造り焼き豚の登場です。ぼってりとした４００ｇの塊肉、凄い存在感。
箱の左側に主役の焼き豚。右側に自家製ソースと、焼き豚の美味しい召し上がり方が紹介されている紙が同封されています。しっかり保冷シートが敷かれていて、商品に触れるとひんやり冷たい。


【いざ調理・実食へ】

箱から焼き豚を取り出し、真空パックに切り込みを入れます。切り込み口に鼻を近付けると、焼き豚の良い香り。温める前から濃い漬けダレの香りがします。
いざ取り出し、薄切りにしてお皿へ。フワッとラップをして電子レンジで３０秒温めます。
３０秒後取り出したお皿の上の焼き豚は、たった３０秒温めただけでも肉の脂で表面がテカテカしています。

まずは素材の味を堪能すべく、何も付けずにいただきます。「んんん～美味しい！」
まず赤身部分は、硬過ぎず柔らか過ぎず適度な噛み応えで、濃厚でジューシーな旨味が口いっぱいに広がります。スーパーで購入・自宅で作る焼き豚とは全然違います。塊肉の見た目とは裏腹に、凄く柔らかいです。が、溶ける程の柔らかさではないので、しっかり噛み応えもあります。レストランで味わえるような焼き豚の香りが口の中から鼻へ駆け抜けていき、「美味しい焼き豚食べてるな～」と実感させられます。

そして白身部分。口に入れると、「えっ、甘い、甘いよ～」と声が出ました。
スーパーで購入・自宅で作る焼き豚の白身部分に、甘さは疎か旨味も感じた事がありません。白身部分の脂の甘みが一気に口いっぱいに広がります。赤身部分とは違い、白身部分はとろとろです。噛むと肉汁がぶわっと出て、口の中で溶けていきます。とにかく甘い、溶ける、至福。

白身部分の美味しさが際立っているので、赤身部分と白身部分、どちらが主役？と考えてしまう程でした。かと言って、赤身部分だけでは甘さが足りずに物足りなく、白身部分だけでは甘過ぎてしょっぱさが欲しくなるでしょう。赤身部分９：白身部分１のバランス、そしてタレに２４時間以上漬け込まれているからこそ、この焼き豚は箸が止まらない程の美味しさなのだと思いました。

次に、自家製ソースを付けて。
甘じょっぱく、しっかりとした味付けのソースです。
濃口なので、焼き豚にベタっと付けると焼き豚が負けてしまう気がします。ソースは少量で、焼き豚本来の味を堪能しつつ味変を楽しむ事をお勧めします。この自家製ソースは万能味なので、余ったら肉じゃがやすき焼きといった料理にも活用出来ると思いました。


【食べてから、その後】

焼き豚の脂の程良い旨味が口に残ります。決して不快ではありません。この口に残る程良い脂が「レストランの美味しい焼き豚を食べたんだな」という余韻にひたらせてくれます。赤身部分と白身部分、漬けダレのバランスが絶妙で胃もたれもしないので、老若男女誰にでもお勧め出来る焼き豚だと思います。どんな家庭でも気軽にレストランの焼き豚を味わえる世の中に感謝。料理に使用するのもお勧めですが、個人的にはしっかり素材の味を堪能出来る、温めただけの食べ方が好きです。自家製ラーメンに載せても～、とも思いますが、この焼き豚だとレベルが違い過ぎて我が家ではラーメンが負けてしまいそうです。笑

強いて言えば、温める前の塊肉を切る時に多少の力が必要です。高齢の方や力の弱い方が切れ味の悪い包丁で切ると苦労するかもしれません。