プティ・フール・サレ
メゾン・ド・プティ・フール
夏になると、パティスリーに並ぶお菓子も、冷たくて喉越しのよいものが目立つようになります。
そんな中、夏だからこそ食べたくなる焼き菓子といえば、フランス語で“塩”を意味する「サレ」のジャンルです。
こちらのスティック状のパイの詰め合わせ「プティ・フール・サレ」は、そんな塩味のお菓子の中でも、特にお薦めしたいものの一つ。
何と言っても、「メゾン・ド・プティ・フール」のオーナーパティシエである西野之朗(ゆきお)シェフは、1990年の創業当初、日本で初めて“焼き菓子専門店”としてオープンしたほど、焼き菓子への思い入れの深い方。
西野シェフがフランスで学んだ風味豊かな伝統菓子や地方菓子をはじめ、しっかりと火入れされた焼き菓子の風味の豊かさは、多くのファンを虜にしてやみません。
すりおろしたチーズの旨味濃厚なフロマージュ、香ばしい白ゴマ、カリッとした粒感が楽しめるアーモンド、どこかなじみある懐かしさを覚える黒ゴマをまぶした4種類の味。
サクッと軽やかに焼き上げられ、噛みしめると豊かなバターの風味が広がります。
甘いクッキー類を詰め合わせたギフト「プティ・フール・セック」と共に人気を誇る「プティ・フール・サレ」ですが、こちらは甘い物を召し上がらない方にも喜んでいただけるので、相手の好みがわからない時も安心です。
通年で購入可能ですが、特に夏は、冷たく冷やしたビールや、シャンパンのおつまみとしていただくと最高!
ホームパーティーなどで、ちょっとしたアミューズ風に背の高いグラスに入れてテーブルに並べても、お洒落な雰囲気で楽しめます。
「パティシエ」という言葉にはもともと、「パート(生地)」を扱う職人という意味があり、ヨーロッパの老舗パティスリーでは、肉のパテをパイ生地で包んだものなど、お惣菜の製造販売もしている所が珍しくありません。
また、パーティーなどのケータリングの需要も高く、食前酒と共に楽しむ一口前菜のアミューズのようなものも、パティシエが得意とするジャンルです。
ヨーロッパで修業していらした西野シェフにとって、こういった塩味の焼き菓子を作ることは、ごく当たり前の仕事の一つなのです。
お店のお菓子を図案にしたオリジナル缶は、食べ終わった後も小物入れとして使いたい可愛らしさで、贈り物として喜ばれます。
常温で日保ちするので、遠方に持ち歩く時にも重宝します。帰省土産にもお薦めですよ。
更新日:2015年07月29日
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