お取り寄せの達人のオススメ!
村上敦子さん(ブランディング プロデューサー)
ツルツル、シコシコが癖になるよもぎめん
一見「おそば」のように見える本品ですが、「よもぎめん」は少し太めのそうめんです。上品な小麦粉に野生のよもぎを粉末にして配合したものです。よもぎは、キク科の多年草で特有の香りがあり、一般的には春につんだ新芽を茹で、おひたしや汁物の具、また草餅(蓬餅)、天ぷらにして食べたりもします。
香りの主成分はシネオール、ツヨン、β-カリオフィレン、ボルネオール、カンファー、脂肪油のパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2などです。お灸などにも使われていますね。
よもぎは、昔から干しておいたのちに煎じて飲むと、健胃、腹痛、下痢、貧血、冷え性などに効果があるといわれています。この「よもぎめん」は、よもぎの香り漂う歯ごたえのある風味豊かなそうめんです。
産地は、将棋駒でも有名な雪国・山形県天童。乾麺の東北3大産地の1つだそうで、歴史と伝統を誇り味と品質の良さでは定評があるそうです。
茹で時間は5~6分程度。水2リットルを沸騰させた中に、麺を入れふたたび沸騰させて差し水をしながら茹でていきます。仕上がりは、とってもつややかでしなやかで、有名店で出てくるようなめんになりました。
茹でたてを早速一口……もちもちしていながらもコシがあって喉越しがすごく心地よいです!
よもぎの香りも強くないので老若男女どなたでも召し上がっていただけると思います。乾麺のいいところは賞味期限も長い(私が取り寄せた商品は約2年ありました)ですし、季節ごとに夏は冷で、寒い時期は温かいお汁で楽しめることですね。またつけ合わせをアレンジすればオリジナルの食べ方もできます。
私は、そうめんのようにシンプルにいただいたのですが、お汁にちょっと凝りました。美味しい出汁で作った温かい麺つゆの中にすりゴマ、刻んだネギ、カリッと焼いた油揚げ、ごま油で炒めたきのこ類を細かく刻んだものを入れ、ひと煮立ちさせていただきました。
もちろんシンプルなお汁でも美味しくいただけますが一工夫しても楽しいですね。緊急時の保存食としても常備しておくと何かと便利な食品のひとつです。
同ショップさんではその他、そばそうめん、王将そば、おうどんなどもあり次回は試してみたいなと思いました。ぜひ一度ご賞味あれ!!
村上敦子さん(ブランディング プロデューサー)
地域の「キラリ」と光る隠れた美味しいものに惹かれ、旅先や友人からの情報でお取り寄せを楽しむ。IT、マーケティング分野に従事した後、現在は東京・代々木公園にあるブランディングデザインオフィスでプロデューサーとして活動中。中央大学大学院経営学を修了(2023年9月MBA取得)。特に中小企業のサポートや組織学をテーマとしている。趣味は、ウォーキングやピラティス、旅行、料理など。
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