キンキンに冷やして飲みたい！4種りんごを使った爽やかなシードル

暑くなるこれからの季節におすすめのシードルをご紹介します。シードルとはりんごからつくったスパークリングワインのこと。語源は、「果実を醗酵させてできた酒」を意味するラテン語だそうです。

東京でバリバリ、クリエイティブの仕事をしていたワインをこよなく愛するオーナー兼栽培、醸造家が、ワインのためのVINEYARD（ぶどう園）をスタートして10年、ワインの委託醸造から6年、なんと昨年からは、ワイナリーを作り醸造もはじめられたそうです。

ぶどう園だったらワインの紹介ではないの？と思われるかもですが、今回ご紹介するのはVeraison-note（ヴェレゾンノート）が委託醸造したシードル「The Ringo Star 2022」です。

ぶどうと共にこの地の名産であるりんごを農家さんから買い取って作ったもの。りんごも他の果物と同様、少し傷がついただけで商品価値が下がってしまい、行き場がなくなってしまうことも。少しでもその手助けができれば……という想いもあるそうです。

今回のセパージュ（品種）は、長野のりんご3兄弟と呼ばれる秋映（あきばえ）、シナノコールド、シナノスイート、そしてグラニースミスを使用しています。

秋映の特徴は、甘味と酸味のバランスが絶妙な、長野県オリジナルの品種で果汁をたっぷりと含んだ濃厚な味わい。シナノゴールドは、サクサクと引き締まった歯ごたえが楽しめる、長野生まれの黄色りんご。甘味の中にしっかりとした酸味を感じることができ、柑橘類のようなさわやかな風味です。シナノスイートはジューシーさと濃厚な甘味で、グラニースミスは柑橘を感じる味わい。これらの特徴を活かした旨味が広がるクラフトシードルです。

醸造所にイメージしたシードルをリクエストして作ってもらったそうです。すっきりとしたりんごのフルーティさとベルギー産の白ビールのような酵母の香り。さわやかな酸味に仕上がったそうです。これからの季節、キンキンに冷やしていただきます。

相性のよい食べ物は、天ぷら、揚げ物系やサラダや前菜など。食前酒や食中酒としてお勧めです。イメージにある甘いシードルとは違いますが、
飲んでいるうちにジワジワとこの商品の美味しさを感じるようになるでしょう。

10年前に独立し、ブドウの栽培からワインの醸造、そしてワイナリーのオープンまで行ったVeraison-note。畑は5年、10年とかけて成長し、高品質のブドウが収穫できるようになります。自然を相手にするため、天候の影響を受けたり、身体が資本となるこの仕事には多くの困難が伴います。

そんなワイナリーに対して、私たちができるサポートは、この商品の長期的な見守りと、年ごとの味の変化を楽しむことでしょう。ぜひ一度お試しください。


【編集部注】
在庫分が終了し次第、ヴィンテージが2022から2023に変更になります。詳しくは、ショップの販売ページをご確認ください。

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