お取り寄せの達人のオススメ!

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

酪農家こだわりの活きた乳酸菌たっぷり!クリーミーな口どけの爽やかレアチーズケーキ

 レアチーズケーキ

チーズケーキは、年代性別を問わず愛され、お取り寄せスイーツでも大人気のジャンル。ここ数年はバスクチーズケーキが話題でしたが、次に流行るチーズケーキは?とよく質問をいただきます。

私は、チーズケーキ好きを入り口として、チーズに関してもより深く学びたいと、「チーズプロフェッショナル」の認定試験も受けました。そんな視点から最近気になったのが、2020年 10月3日にブランドデビューした、チーズケーキ専門店「766 CHEESECAKE」です。

このお店は熊本県にオープンし、県産のチーズやレモンなど、地元の素材を使った4種類のチーズケーキのみを販売しています。

店名の由来は、紀元前776年に開催された古代ギリシャのオリンピックで、参加した選手達に、チーズケーキの原型とも言われる食べ物が提供されたと伝わることに因んだそう。実は、熊本で昔からチーズケーキを看板商品としてきた菓子店が、新たに立ち上げたブランドです。

その中でも私が一番好きだったのが、この「レアチーズケーキ」。

際立つ白さの秘密は、熊本の牧場「オオヤブデイリーファーム」が作る、こだわりの濃厚ヨーグルト「熊本半熟よーぐるちょ」。なんと全体の4割も入っていて、フランス産のクリームチーズとのバランスで、甘酸っぱく爽やかな味わいに。

土台に敷かれた薄いタルト生地が、やわらかなレアチーズを受け止め、いい塩梅のアクセントとなっています。

「オオヤブデイリーファーム」さんには私も伺ったことがあり、のびのびと過ごす牛達の姿が印象的でした。餌も自家製堆肥で畑からつくり、無化学肥料栽培のトウモロコシや、無農薬で育つ牧草を食べさせています。

“レアチーズ”というとおり、白い部分には火を入れず冷やし固めて作るため、驚いたことに、ヨーグルトの中の乳酸菌が生き続けているそう。発酵が進み味も変化するというのは、俄然、気になりますよね!

冷凍で届くので冷蔵解凍していただきますが、半解凍のうちにカットすると、綺麗に切り分けられます。そのままひんやりアイスチーズケーキのように食べても、次第にまったりととけて食感が変わっていくのも楽しむことができます。

最近、食業界をはじめ多くの分野で注目されるキーワードは、「ローカル(地方的)」と「エシカル(倫理的)」。

スイーツの世界でも、地元の農産品を活かした地方発信の品がより注目され、価値が高まっています。このチーズケーキもまさにそんな、地域活性化にも貢献する品と言えます。

「地産地消」という言葉がありますが、お取り寄せによって、地元だけでなく遠く離れた場所でも、その地域に思いを馳せることができる。ぜひ、そんなふうにこのチーズケーキを楽しんでいただきたいです。

熊本産のチーズを使って焼き上げたチーズケーキも2種類あるので、食べ比べもお勧めですよ!

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

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『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
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