お取り寄せの達人のオススメ!
平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)
甦った懐かしの東京銘菓!父の日ギフトやお酒のおつまみにぴったり
かつて一世を風靡した東京銘菓の定番に、戦後間もなく発売された、銀座江戸一の「ピーセン」というお菓子がありました。
エッフェル塔が描かれた青缶入りで、さくさく感としゃれたイメージで東京土産の代名詞に。
1961年の「第15回全国菓子博覧会」では総裁賞を受賞し、アメリカにも進出するなど、大いに人気を博したそうです。
その後、銀座江戸一は1997年に暖簾を降ろしたものの、日本橋の老舗江戸和菓子店「榮太樓總本鋪」が「ピーセン」ブランドを受け継ぐことに。
そして2015年3月、新しい味・パッケージで販売がスタート。
今のところ「榮太樓總本鋪」の日本橋本店・羽田空港とお取り寄せでしか購入できず、ひそかに話題を呼んでいます。
リニューアルにあたり、ピーナッツを100%千葉県産とし、特に「さくさくプレーン」はこれまでの約3倍に増量。
希少な国産ピーナッツの香ばしさが存分に楽しめるようになりました。
他の2種の味もこだわって開発され、「しっとりチーズ」は、ゴーダチーズソースにたっぷり生地を浸し、チーズパウダーを振り掛けて風味濃厚に仕上げた濡れせんタイプ。
赤ワインやビールと相性抜群です。
「カリっと海老」は、カリっサクっとした食感を出すため、もち米とうるち米を混合した生地を使用。
磯を思わせる海老の香ばしさが何とも言えず、ぜひ日本酒と合わせていただきたい味。
どれも、揚げせんべいとは思えないほど軽い食感で、食べ始めるとついもう1袋と開けてしまいます。
60~70年代の往時を知る世代の方々には「懐かしい!」と、喜んでいただけること間違いなし!
父の日の贈り物に、お父様のお好きなお酒と共にプレゼントしてはいかがでしょうか?
ご紹介したコンパクトな手提げボックス入りの他にも、ご家族で楽しめる15袋入り箱などもあります。
(※編集部注:現在は3種類のミックスではなく、1種6袋入りのみの販売です。(19.10.29))
平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)
スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。
[ウェブサイト] 幸せのケーキ共和国Yahoo!ニュース オーサー
All About スイーツガイド
『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
監修本『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)
「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
令和アカデミー倶楽部「ネオ和菓子・第2弾食べ比べ」講座