愛らしい布製のポチ袋の中身は、和三盆糖を使った小さな押物菓子。
「宝尽くし」をテーマにした、打出の小槌、金嚢(きんのう)、巻物、隠れ蓑、米俵、小判、七宝、小梅、くす玉の形をした、おめでたい詰め合わせです。
店に古くから伝わる精巧な細工の木型から、このような様々な形の砂糖菓子が作られます。
お菓子1つずつは1cm-1.5cmほどの一口サイズで、じんわりと舌の上で融けていく奥ゆかしい甘さを楽しめます。
日本茶とはもちろん、コーヒーや紅茶とも相性がよく、砂糖の代わりにぽんと入れて、ゆるゆると融けていくのを楽しむのもいいですね。ゆっくり過ごすお茶の時間や、ほっと一息つきたい時にぴったりの、心和むお菓子です。
縁起のいいモチーフが揃っているので、年始のご挨拶として、ご親戚やお友達にお渡ししてはいかがでしょうか。何だか、子供の頃にいただいて嬉しかったお年玉のようで、大人が貰っても嬉しくなりますね。受験生の方へ、勉強に疲れた時に頭と心を癒してくれる開運おやつとしても喜ばれそうです。
このお菓子を作っている「亀屋良長」は、江戸時代の享和三年(1803年)創業という京都の老舗和菓子店です。菓子作りに欠かせない良質の水を求めて、四条・醒ヶ井(さめがい)の地に店を構え、八代目に至る伝統を継承しています。
店の前にある井戸「醒ヶ井」の水は、しばらくの間、地下鉄工事の影響で枯れていたこともあったそうですが、平成三年に社屋を新築した折に井戸を掘り直し、再び菓子作りに用いるようになったそうです。
カラフルな型染めの柄が印象的な袋は、京都で人気のテキスタイル専門店「SOU・SOU」の伊勢木綿で作られたもの。洗う度に風合いを増し手になじむと言われている、強くて美しい日本の伝統的な布地です。
柄は5種類から選べて、ピンク色の花模様が可愛らしいのは、冬にぴったりの“寒紅梅”。それ以外にも、おおいぬのふぐり、シャボン川原、菊づくし、桜づくしと種類が揃います。お菓子を食べ終わった後も、小物入れやポチ袋として使いたい愛らしさです。
伝統的な職人技を継承する作り手同士が、現代的な感覚を採り入れて、このような形でコラボレーションしているというのも魅力的ですね。
歴史ある老舗の伝統の技を、気軽に楽しく味わえる「宝ぽち袋」。ちょっとした御礼やプレゼントに添える一品としてもお勧めです。
平岩理緒さん
(スイーツジャーナリスト)
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