お取り寄せの達人のオススメ!
嶋啓祐さん(フードビジネスデザイナー)
ただの焼き魚とは一味違う、ファンタスティック焼き魚
北海道は余市町。小樽の左横といいえばわかりやすいでしょうか。
古くからニッカウヰスキーの工場があることで有名ですが、それ以外でもこの小さな町は活気に満ちています。
山側の丘陵地帯には小さなワイナリーが美しい風景と味わいあるワインを作り出し、海側は行列の絶えない海鮮食堂やカフェが並んでいます。新千歳空港からも高速が延びてアクセスも向上。これからの北海道観光資源のマグネットとしての役割が期待されています。
その中でも注目を集めているのが、マルコウ福原伸幸商店のお魚加工品です。
もともとは、かつて北海道経済を支えたニシン。それを独自のアイデアで商品化し、特ににしんに香辛料の味付けを施したバクバクシリーズ3種類は、大ヒット商品として多くのメディアに取り上げられているほど。
今回ご紹介させていただく「焼魚7種類のパックセット」は、そのままレンジで温めるだけで主菜となるスグレもの。箱を開けた途端に7種の焼魚が現れるだけで、気分はファンタスティック! 焼魚は巷で販売されているパックものとは、香りも味わいも明らかに違います。
ネットで注文を受けてから仕込んで、高火力・遠火でじっくり焼き上げ冷凍し、真空保存。これにより解凍しなければ半年は保存できるのも特徴の一つです。
解凍後に真空パックに切れ目を入れて、レンジで40秒ほど温めればできあがり。グリルなど調理器具を汚すことなく、北海道で食べるそのままの味が食卓にやってきます。
私も何度もお取り寄せしており、魚料理はもうこれで十分というほど日常食になってしまいました。
種類が多いのも嬉しいですね。定番の鮭も味わいが違いますよ。「天下御免のレッドウォーリア 鮮烈の紅鮭」は、じわっと湧き出る脂身の旨みに明らかな「違い」を感じるでしょう。私はカレイやスケトウダラが好みなのですが、多くの種類の魚を楽しめるのは嬉しい限りです。
社長の福原江太さんは、40代のエネルギッシュなナイスガイ。何度かお会いしましたが、町の祭りやイベントを取りまとめ、新しいアイデアで地元を盛り上げるスペシャリストでもあります。海と山をもつ北海道余市町からやってくる美味しい魚たちは、日々の食卓を盛り上げること間違いなし!
嶋啓祐さん(フードビジネスデザイナー)
全国の食材や加工品をPRするフードビジネスデザイナー。自然、風土、生産者、素材、そして料理人とその先にいる顧客、食に関わるすべての方が幸せになるような「フードデザインによる地方創生」を仕事にしている。おとりよせの達人ほか、02年よりオールアバウトにてフレンチガイド、ぐるなびのippinキュレーターを務める。北海道出身。
[ウェブサイト] All About フレンチガイド