お取り寄せの達人のオススメ!
菅井かおるさん(食と暮らしを楽しむ!「美食手帖」主宰)
アレンジ次第で美味しさ無限大!花椒がきいた台湾発の麻辣味まぜそば
ここ数年、台湾グルメ人気が継続中ですね。冬は台湾で大人気の麻辣火鍋とか体が芯から温まるので、特に食べたくなります。
スーパーやコンビニでも、麻辣味と書かれた食品をよく目にするようになりました。麻辣とは山椒のシビれる辛さ「麻味」と、唐辛子のヒリヒリした辛さ「辣味」を合わせた味のこと。四川料理の特徴的な味の一つとして知られていますね。
台湾の人気四川料理レストラン「KiKi餐廳」監修の、KiKi食品「花椒チリーまぜそば」は、中国原産のスパイス「花椒」がきいた麻辣味のまぜそばです。
台湾グルメに詳しい方なら既にご存じかもしれませんが、数年前から台湾土産として人気を集めているインスタント麺です。美味しさだけではなく、シンプルだけど写真映えするパッケージも人気の一因になっています。
麺は台南の強い日差しの中で伝統的な製法で乾燥させた、手作りの天日干し麺。100種類以上の試作を繰り返してたどり着いた、乾燥製法だそうです。独自に調合したスパイスを混ぜた花椒チリーオイルと、花椒&チリパウダーが別添えになっています。
麺の茹で時間は3~5分とありますが、日本人の私達には3分がベストな感じです。ただ茹ですぎてしまっても、それはそれで海外で食べる麺みたいで意外といけます。作り方の工程のイラストがかわいくて癒されますよ。
湯切りした麺は、なめらかで張りのある茹で上がり。太さは日本の冷麦と同じ位のストレート麺です。
器に移してソース(花椒チリーオイル)を加えて混ぜ合わせると、麺とソースが瞬時に調和。仕上げに花椒&チリパウダーをお好みの量ふりかければ完成です。おうちに居ながら本場の味を速攻で楽しめます。
麺は天日干し麺なのに生麺のようにモチモチした歯応えと、ツルツルの食感を併せ持っています。ソースは辛さの中に旨味を秘めていて、食べた後に旨味がジワリと押し寄せてきます。さらに花椒&チリパウダーが、味に深みと食欲を刺激する香りを足してくれます。
トッピングの具材は、定番のネギ、ニラ、ひき肉、卵、海苔以外に、ほうれん草、もやし、筍、トマト、パクチー、キムチ、油揚げ、焼豚、ニンニク、ピーナッツなど、おすすめが沢山。どの具材も細かくカットすると、麺によく絡んで美味しいです。
コクとまろやかさをプラスしてくれる卵はマストですが、マヨネーズや豆乳でも良いと思います。お肉を大豆ミートにすればヘルシーに仕上がります。また、お持ちであれば五香粉を一振りすると、台湾っぽさがアップします。
ごま油をたらせば韓国風に、黒酢で中華風、チーズを加えてイタリアン、レモンとナンプラーでエスニック風、柚子を添えて和風になど、アレンジ次第で美味しさは無限大に広がります。
KiKi食品のまぜそばシリーズで一番の人気は「花椒チリーまぜそば」ですが、「ネギオイルまぜそば」も根強い人気があります。どちらもシンプルながら台湾の味を満喫できる商品です。
菅井かおるさん(食と暮らしを楽しむ!「美食手帖」主宰)
埼玉県出身東京都在住、高校生と中学生のママ。大学在学中より華道・池坊(師範免許取得)、茶道・裏千家を学ぶ。金融機関退社後ジャパンホームベーキングスクール、辻クッキングスクール、長沼静きもの学院等で学ぶ。数年前にプリザーブドフラワー&生花アレンジメントのディプロマを取得。「食を楽しむことが生活を楽しむことにつながる」がモットー。調理師免許を持つ母の影響もあり、歳を重ねるごとに食への執着は増すばかり…
[ウェブサイト] 美食手帖