お取り寄せの達人のオススメ!
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
ブルガリの新しいチョコレートの表現を味わって
世界的に有名なジュエリーブランド「ブルガリ」は、東京でチョコレートを作っています。ブランド名は「ブルガリ イル・チョコラート」。
宝石のような一粒チョコレート「チョコレート・ジェム」は、特別なギフトとして定評がありますが、2020年10月に、魅力的な新作が登場しました。これから注目のアイテムとして、ぜひみなさんにおすすめします。
新作の名前は「ミニ・カプレーゼ」。チョコレートを使ったグルテンフリーの焼き菓子です。
ミニサイズで、ひとつひとつが美しいボックス入り。実際に私も味わいましたが、しっとりとやわらかく、香り高く――。とても美味しくて、すっかり気に入ってしまいました。ギフトにふさわしく、多くの方に喜ばれると思います。
このお菓子は、イタリアのカプリ島生まれとされるお菓子「トルタ・カプレーゼ」を、ブルガリならではのセンスとアイディアで小さなサイズにしたもの。
5種類の、洗練されたバリエーションです。ヘーゼルナッツ、チョコレート、ピスタチオ、アーモンド、柚子。どれも気に入っていますが、個人的にぜひおすすめしたいのが「Cioccolato(チョコレート)」。ナチュラルなローズマリーと、オレンジが香り立ちます。カカオ70%のチョコレートを使用、甘さは抑えめです。
「Yuzu(柚子)」もイタリアと日本素材の癒合、美味しいですよ。シャンパンなどにもベストマッチ。イタリア産オリーブオイルに柚子をあわせています。
「Nocciola(ヘーゼルナッツ)」は香り高いピエモンテ産ヘーゼルナッツにミルクチョコレートチップを、「Pistachio(ピスタチオ)」は、シチリア産ピスタチオの香り、ホワイトチョコレートチップを加えて。シチリア産アーモンドとキャラメルのような香りのブロンズチョコレートのチップを加えた「Mondorla(アーモンド)」。5種類、全てがおすすめです。
「グルテンフリー」を実践している方へのギフトにもどうぞ。なかなかお会いできない、特別な方への贈り物にも。ボックスひとつひとつに高級感があり、手にしたときから気分を上げてくれる、ブルガリの新しい定番です。
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。
[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*The Chocolate Journal