実は、神戸は「いちじく」の隠れた銘産地。国内でも有数の生産量を誇るのに、そのほとんどが地元で消費されているため、あまり知られていないそうです。
そんな神戸いちじくを使い、神戸の老舗「亀井堂総本店」がバターサンドに仕上げたのが、今回ご紹介する「神戸元町バターサンドTONOWA -神戸いちじく-」(以後、TONOWA)です。
亀井堂総本店さんが創業したのは、明治6年(1873年)。当時はまだ貴重だった砂糖や卵を使った瓦せんべいを考案し、人気を博したそう。
当時から現在まで、質の良い素材を使った丁寧な仕事は変わらず、神戸らしいハイカラで和魂洋才なお菓子を作り続けています。創業以来、約140年経った今でも人気も衰えるところのない老舗の名店です。
そんな亀井堂総本店さんが作り上げたTONOWAは、神戸産のいちじくを使って神戸の老舗が作り上げた、ご当地の銘品とも言える商品です。
TONOWAは、ホワイトチョコ入りバタークリームをサブレ生地で挟んだお菓子。
その洗練されたパッケージを開けると、バターと芳醇ないちじくの良い香りがふんわりと広がります。
サブレ生地は、しっとりとした食べやすい食感で、口どけ良く素材の風味豊かです。中に挟んであるホワイトチョコレート入りバタークリームには、神戸いちじくの密漬けがバランス良く入っていて、いちじく好きも大満足。
この密漬けは旬の時期のいちじくを樹上で完熟させた、一番おいしい状態で収穫し、じっくりと時間をかけて蜜に漬けた後、オレンジリキュールとシナモンでフランベして香り付けしたもの。亀井堂総本店さんらしい素材使いと丁寧な仕事で、洗練された上品な風味に仕上がっています。
TONOWAを一口食べると、バターの香りと共にいちじくの凝縮感のある甘さと芳醇な風味が広がり、クリームとサブレ生地との一体感も抜群。ふっと力が抜けるような、そんな優しい美味しさです。
いちじくの種のプチっとした食感も、良いアクセントとなっています。紅茶はもちろん、ワインとも良く合いそうです。
なお、こちらTONOWAシリーズには、「淡路島なるとオレンジ」と「オリーブ」もあるので、異なるフレーバーを揃えて食べ比べしてみるのも面白そうです。
地元の名産品を使って、老舗が作り上げたTONOWA。ぜひ一度、試していただきたい逸品です。
小笠原由貴さん
(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)
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