駿河海鮮おこわ 海鮮おこわの桃林堂
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冷凍便が届き、ダンボールを開けると中から「おひつ」が出てきてビックリ。円柱型のギフトボックス(紙製)をおひつデザインにしたものですが、雰囲気があって気分が上がりますね。おひつには「昆布だし」と「醤油味」の2袋入り。おこわのひとつずつは竹皮に包まれています。
商品のこだわりポイントや、解凍方法について書かれた紙が同梱されているので、それらを読んでから解凍~!竹皮のままレンチン(500Wで2分半)すると出来上がりです。加熱中には竹皮がふわりと香り、これが食欲をそそるの。おこわはやや小ぶりの三角形で、お米はツヤツヤ!いただきまーす!
◆昆布だし 餅米が白いままなので桜エビの赤色が映えますね。白いしらすは目立ちませんが、よく見ると沢山入っているのがわかります。ひと口頬張ると桜エビの香ばしさが広がり、昆布だしの風味がベースにちゃんと効いています。しらすの旨味とほのかな塩気もあり、全体は上品なバランスで美味しい!お米の一粒一粒がいいお味で、おこわ特有のモチモチ食感とともに噛みしめているだけで至福~!鮮度のよい桜エビを普段食べる機会がないので、これは嬉しい特別感。しらすもたっぷりで、まさに「駿河海鮮おこわ」。シンプルに餅米と具材の味わいが楽しめるって最高ですね。
◆醤油味 具材は同じですが、醤油+かつおだしというのが違います。醤油の風味とコク深いかつおだしが隅々まで行き渡り、初めて食べるのに懐かしいような、そんな美味しさ。濃い味付けではないのに、海の風味が滋味深く楽しめるところがイイ!これまで知らなかったけれど、桜エビとしらすは「おこわ」との相性が◎なんですね。
おこわというと山系・肉系・五目系の具材が多いように思いますが、意外と少ないのが海鮮系。おこわ好きとしては旬の食材で色々楽しみたいので、おすすめの海産物があるなら、ぜひ「海鮮おこわ」を味わいたいんです。なので駿河で食べるなら、やはりコレ!というワケ。
竹皮の優れっぷりも印象的で、レンチンでも加熱ムラはなく、ほどよく水分を逃がしておこわが蒸れません。ラップなら湯気が水滴となってしたたり落ちそうですが、竹皮はゼロ。おまけに抗菌作用もあるのだから素晴らしい。雰囲気が良いだけではないんですね。
おまけに着色料や防腐剤などの添加物不使用というのも嬉しくて、実際に食べてみると「ふじのくに」が誇る逸品(ふじのくに新商品セレクション金賞受賞)であることも頷けました。
桜エビ・しらす・相良塩・かつお出汁・昆布出汁で作られ、郷土の豊かな海の恵みが楽しめるこちらの商品。口いっぱいに広がる風味や味わいは駿河湾からの贈り物!素材の良さを活かした上品な「昆布だし」と、コクがあって親しみのある「醤油味」のセットは魅力があります。桃林堂さんの「駿河海鮮おこわ」は派手ではないけれど、しみじみ美味しい「ご当地おこわ」ですね。