お取り寄せの達人のオススメ!
下井美奈子さん(スイーツコーディネーター)
江戸時代から伝わる製法で作り続ける黒飴は、ほっと和む一粒の口福
ちょっと一息したいときに、常備しておきたい榮太樓の「黒飴」。
頑固なまでに江戸の製法を守り続ける、素朴ながらも奥深い味わいが魅力です。
榮太樓總本鋪の工場見学へ行ったことがあるのですが、60年間使い続けているというレトロな銅窯の機械が、他にはない独自の動きをしていて、なんとも格好良い!
銅窯で高温の直火でじっくりと20分以上かけてゆっくりと炊き、焦げ付かないギリギリの温度を見極め、火からおろすタイミングは職人の勘!
その職人さんも20年務めるベテランで、その人ではないと飴の炊き加減は見極められないとか。
冷まし適度な温度と硬さになった時、三角に成型しています。
江戸から伝わる長年培ってきた技術と手作業で、やっとできあがる一粒の黒飴。
沖縄産の黒糖、砂糖、水飴、シナモンだけで作られる黒飴は一味違う美味しさ。
カリッと小気味よく割れて、沖縄産の黒糖の深みのある味わいが広がります。
黒糖といっても、国産ではないものを使っているお店が多々あったり、国産でも少ししかはいっていないことも。榮太樓の黒飴には沖縄産の黒糖の風味がいかされています。
じっくり味わうと、その奥深い味わいにじーんと和みます。
ちょっとした、お配り用に差し上げるのにもぴったりですよ!
下井美奈子さん(スイーツコーディネーター)
多数のメディアで洋菓子情報を紹介する他、講師、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーター。 実家の母が“鎌倉下井お菓子教室”の講師ということから、子供の頃からスイーツの食べ歩きや製菓製作を行う。 一般企業退職後、渡仏しパリRitz Escoffierで料理・菓子のディプロム取得。渡仏中、ル・コルドンブルー、ルノートル、フランス家庭菓子、イギリス家庭菓子など学ぶ。 2年間のロサンゼルス在住中、各国の製菓料理を学ぶ。 All Aboutでは立ち上げ当初からスイーツガイドを担当。共著には元会社同僚で運営していたOL美食特捜隊著「東京美食パラダイス」など。 日本紅茶協会認定ティーインストラクター。
[ウェブサイト] 今週の3つ星スイーツ日本経済新聞 今週の3つ星スイーツ選定委員
鎌倉下井お菓子教室
All About 洋菓子ガイド
Twitter(下井美奈子)
今週の3つ星スイーツ<3つ星スイーツマップ>