お取り寄せの達人のオススメ!
村山らむねさん(通販評論家 消費生活アドバイザー)
ずんだ餅の優しい緑が目に染みる
仙台に行ったら必ず食べるずんだ餅。仙台駅にもショップがあって、そこで買ったものを新幹線で食べるのが大好きです。
実は、あのずんだ餅のショップ、萩の月で有名な菓匠三全さんのお店なんです。今回、萩の月もとうとうネットで購入できるようになって、萩の月大好きな私としては、すかさず購入。そして、ずんだ餅も。
萩の月と一緒に購入できるのですが、ずんだ餅はクール便なので、別に送料がかかってしまいます。だから、このコラムでどちらかをご紹介するとしたら、夏はやっぱり「ずんだ餅」。豆をすりつぶした餡の、豆の残り具合が絶妙なんですよね。中のお餅もふんわり。
といいつつ、やっぱり「萩の月」も紹介したい。「萩の月」っぽいお菓子ってたくさんあるけど、萩の月くらいおいしいものはない。ずんだ餅もそうなんだけど、甘さのバランスが絶妙なんです。そして、ふんわりの、優しさ。
実はこの菓匠三全っていう企業は、宝塚ファンにとってすごく大切な企業なんです。長らくずっとスポンサーになってくださっていて、初代イメージキャラクターは仙台出身の杜けあきさん。
そして現在は、先日星組男役トップスターに就任した礼真琴さん。この礼真琴さんという人がすごいんです。サッカーファンなら、長くレッズで活躍した浅野選手覚えていますよね。そのお嬢様なのです。すさまじいダンス力と伸びやかな歌唱力で、ものすごい期待をされているトップスターなのです。
だから、宝塚ファンとしては、ずんだ餅も萩の月も、どちらもたくさん買って、礼真琴さんを応援してくださる菓匠三全を応援したいという、エールの二乗三乗状態なわけなのです。だからあくまでも、今回は「ずんだ餅」と冷たく冷やした麦茶の夏。そして、ちょっと秋めいたら、あったかいお茶と「萩の月」を。
小学生のころ連れて行ってもらって以来、仙台の七夕まつりにはたびたび訪れていました。今年の開催は中止ですが、短冊に願いをネットを通じて描くイベントなど、訪れなくても仙台や七夕を感じられる工夫をするそうです。
また七夕まつりが今までのようなものに復活できるように願うとともに、ネットで自分へのエールを込めて、「ずんだ餅」や「萩の月」をまた、注文したいと思います。
村山らむねさん(通販評論家 消費生活アドバイザー)
通販好きが嵩じて、1995年に開設した個人サイト「らむね的通販生活」が話題を呼ぶ。以後、日本最大のショッピングモール「楽天市場」の楽天市場ニュース、日経MJのコラム執筆や、テレビ・講演などを通じて、消費者サイドからみた通販やオンラインショッピングの楽しさを発信中。肩の力が抜けていながら、何故か読むとぐいぐい惹きこまれる独特の「らむね節」にファン多数!田町のオーガニックカフェ「NoosCafe」の共同オーナー。
[ウェブサイト] らむね的通販生活