お取り寄せの達人のオススメ!
村山らむねさん(通販評論家 消費生活アドバイザー)
ほおずきで幸せになる!? 甘酸っぱい優しい味。
ほおずき市でよく見る、ほおずき。「食べれるの?」と思われる方もきっと多いハズ。実は食用の品種があるんです。そして、美味しい。
実はすでに流行し始めていて、2020年の春にはハーゲンダッツがほおずき(ゴールデンベリー)を入れたフレーバーを期間限定で発売したほど(私は食べそびれました)。
味を説明するのがちょっとむずかしいのだけど、杏っぽいかな。パッションフルーツほど酸っぱくはなくて、杏ほどは甘くない、癖のないそれでいてコクのある、誰もがほっとする味だと思います。
パンにつけても美味しいけれど、イチオシは、チーズにつけて。クリームチーズとほおずきジャムをたっぷり乗せた、ほんのちょっぴり塩味のするクラッカー。ワイン止まらなくなりますよ。
元々欧米では食用で、ほおずきの種類の一つである「ゴールデンベリー」を、欧米のセレブがスーパーフードとしてせっせと食べているようですが、ミネラルが豊富に含まれているからこそ。美味しくて健康的なんて、女子は大好きですよね。
そして、ほおずきに香りに含まれるピーチアルデヒドは嗅ぐと幸福感を感じるそうです。ジャムをくんくん嗅いだけどそれほど強い匂いはしないのですが、天然のものだからなのかな。朝のジャムのささやかな幸福感。いいですよね。
この早野商店のほおずきジャム。銀行員だった早野さんが脱サラをなさって、岩手でほおずきを中心とした農園を立ち上げての、商品化です。岩手の岩泉というところで、その名の通り水にこだわったジャム作り。価格も手頃だし、最近は多めに購入しておいてお友達へのプレゼントに使っています。
2021年、食べることって健康と幸福感につながることだと思うのですが、ますますそういう側面が大切になる気がします。冷蔵庫にたくさんのジャムやスプレッドがあって、家族が好きなものを選ぶのが、毎朝の恒例の方も多いでしょう。そこに、ほおずきジャムを加えてみてはいかがでしょうか。
村山らむねさん(通販評論家 消費生活アドバイザー)
通販好きが嵩じて、1995年に開設した個人サイト「らむね的通販生活」が話題を呼ぶ。以後、日本最大のショッピングモール「楽天市場」の楽天市場ニュース、日経MJのコラム執筆や、テレビ・講演などを通じて、消費者サイドからみた通販やオンラインショッピングの楽しさを発信中。肩の力が抜けていながら、何故か読むとぐいぐい惹きこまれる独特の「らむね節」にファン多数!田町のオーガニックカフェ「NoosCafe」の共同オーナー。
[ウェブサイト] らむね的通販生活