お取り寄せの達人のオススメ!
伊藤ライムさん(モデル、料理研究家、シャンソン歌手)
カリッと香ばしい、けれども中はふっくらふくよかな日本一の油揚げ
先日、新潟の出身の友人のご実家から、この「栃尾の油揚げ」が届きました。
きれいな箱に入って、お行儀よくきっちりと並んだ油揚げ。
それまで持っていたシワシワでよれっとした油揚げのイメージとはほど遠い、それはそれは美しい油揚げ達に、驚いた私でありました。
私は普段から、ベジタリアンとまではいきませんが、動物性のものはあまり頂かない食生活を送っています。健康第一と願う中で、とくにお豆腐は大好物。
しかもボリューミーな、がっつりした食べ応えのあるものは最高においしく感じます。そんなわけで、この豆撰の油揚げはまさに理想の逸品だったのでありました。
普通の油揚げとは食べ方も少し違っていまして、フライパンで両面をこんがり焼くのがスタンダードなのだそうです。
さっそく私もやってみました。
まさに油揚げのステーキのよう…!そのこんがりと焦げ目のついた皮はパリパリで香ばしく、良質の油で丁寧に揚げた様子が目に浮かんでくるようでした。
それに添えられた甘みそ、辛みそ、塩さんしょうで頂くと、もう最高の幸せ〜。
(また、こんがり焼いて8等分したものをカレーライスに添えると
「鶏の唐揚げもどき」のようでもあり、お肉の代わりにも大活躍しそうな存在となりました。)
中のお豆腐の部分は、ほんとうにふっくらとふくよかで、豊さを感じるお味。
お豆腐そのものに何か秘密があるのではと、調べてみたところ、やはりこれには特別な理由が隠されていたのでありました。
まず材料の大豆。
豆撰では、雄大な朝日連峰のもとで作られる、岩船(朝日村)産の大豆を使用しているとのこと。
大自然に囲まれた肥沃な土地で、鶏糞でつくる有機肥料で作られた「エンレイ」という種類の大豆は、大粒で色白で光沢があり、ふっくらとした美味しさが特徴なのだそうです。
そして栃尾には美味しい湧き水がたくさんあり、その清らかでやわらかな湧き水が美味しい油揚げの源になっているのだそうです。
そしてさらに作り方にもこだわりがあり、水に浸した大豆を生のまま搾って豆乳とおからに分ける昔ながらの「生絞り製法」によって、青臭さや苦みが取れ、より豊かでさらりとした美味しさとなるのだと知りました。
確かに、お豆腐そのものの味が、何か違う!と感じていました。
ひとつひとつ丁寧に油で揚げて作られた栃尾の油揚げが、3D冷凍技術の開発によって、そのままの美味しさが届けられるようになったそうです。
300年続く伝統の味が、遠くはなれた土地でも同時に味わえるなんて。
発展とは素晴らしいことだと実感させられます。
私は栃尾には実際に訪れたことはありませんが、その土地の丹念に作られた食材との出会いによって、そこに暮らす人々の表情や、雄大な風景までも浮かんで来るようで、ロマンを感じました。
お取り寄せの楽しさの真髄ここにあり!と感じた逸品でありました。
美しい箱に詰められてのお届けです。
大切なかたにも是非に、お勧めです。
伊藤ライムさん(モデル、料理研究家、シャンソン歌手)
ファッションモデルとして雑誌、CM、ショー等で活躍した後、1989年渡仏。料理学校「ル・コルドンブルー」に留学し、帰国後は料理家として「伊藤ライムの旅するキッチン」等を出版する他、雑誌やTVでレシピを公開。また、シャンソン歌手として、都内ライブハウス、ディナーショー等のステージに立ち、清涼感漂うシルキーヴォイスで幅広いファンを魅了。2児のお子様をもつスーパーカリスマ主婦!
[ウェブサイト] ネポエット プロフィールページ