お取り寄せの達人のオススメ!
北村貴さん(フードマーケッター・フードソムリエ主宰)
こだわりぬいた絶妙な組み合わせ。ミルク香る濃厚バターとたっぷり贅沢なつぶあんこ
北海道十勝といえば、誰もがバターや乳製品をイメージし、そして小豆に代表される豆を思い出すのではないでしょうか?
十勝・浦幌町の豊かに広がる大地で、牧草をはみ、ゆったりと育った牛さんのミルクを、町出身で十勝を代表するチーズ職人・十勝野フロマージュの赤部氏が試行錯誤を重ねて香り豊か、芳醇なバターに仕上げました。
一口たべると最初は濃厚なうま味が感じられ、徐々に口内の温度で香りがグーンと広がり、得も言われぬ幸福感を味わうことができます。
「あれ?少し塩が強いかな」と感じるかもしれませんが、実はそれが狙いです。この塩分があんこと組み合わせた時に、全体の味バランスをグーンと引き立たせてくれるのです。
あんこの原料となるのは小豆。十勝の中でも特に豆の栽培に適している浦幌町。実は有名菓子店も「浦幌の小豆を……」と指名買いする特別なエリアであったりもするのですよ!
豆の成長・収穫期は昼間の気温が高く日照時間も十分長く、夜はぐっと気温が下がります。この気候や立地のおかげで昼間に蓄えた糖分をあまり使うことなく内部に蓄え、ふっくらしっかりした味わい深い小豆となるのです。
今回ご紹介する「1日のはじまり Anko & Butter」は、その名の通り「大切な1日の始まりに食べてほしい」という願いが込められており、パンと併せて美味しいことを想定して作られています。
ですから砂糖の強さで味をごまかさず、甘さを控え、ほどよく粒を残したのは、食べた際に小豆特有のうま味を楽しんでほしい……と、きっとそう考えたのではないかと推測します。
これは小豆の質が高いからこその自信の表れ、よい小豆は香りが全く異なるのです。食感も絶妙で口の中に外皮が残るようなことも決してなく、ずーっとなじんでいく上品で繊細な味わいです。
さて、このあんことバターの組み合わせが、本当に絶妙なのです。
あんこの甘さを控えめにしたことにより、小豆本来の香りを強く感じる仕上がりになっています。そしてこのあんこにわざと塩分を少し強めにしたバターをあわせることで、口に入れる瞬間、両方のうまみがぐーんと伸び広がるのです。
もう……私もここまで書いていたら、また一口食べたくなってきました。是非みなさまにもこの絶妙なバランス感覚を体験していただきたい!おしゃれなBOXに入っており、お持たせや手土産にもぴったりです。
こだわりぬいた「1日のはじまり Anko & Butter」で、あなたの毎日のHAPPY温度を上げてください。
北村貴さん(フードマーケッター・フードソムリエ主宰)
美味しいものを探求する心は誰にも負けないマーケッター。20年間の東京生活を経て、2004年Uターン。その後2007年に(株)グロッシーを設立し、プロ料理家160人がレシピを提案するサイト「フードソムリエ」を運営している。
[ウェブサイト] フードソムリエ料理家ネット
一般社団法人日本味育協会