お取り寄せの達人のオススメ!
北村貴さん(フードマーケッター・フードソムリエ主宰)
野菜の神様・築地御厨の内田さん太鼓判!
北海道の内陸・岩見沢にある「ビオファームなかむら」のトマトは格別に美味しい。
初めてこのトマトを食べた日の衝撃は、今でも忘れられない。
極限まで水を切り、ほんの少しの水分でも体内に取り込もうと、表面にふんわり産毛を生やしたトマトは皮が少し厚めで、歯ごたえがしっかりしていて、噛みしめると中からプシューと果肉が飛び出してくる。
トマトが「命をつなぎたい」と思っているからこその味と食感。
久しくこんなトマトを食べていない人も多いのではないか?
水分が多く、肥満気味で軟弱なトマトの対極にあり、小さくギュッと身が締まっていて、たまらなく美味しい。
甘い!という言葉が陳腐に感じるほど絶妙な旨味と、酸味のバランスが口の中に一気に広がる。
それもそのはず・・・。
「家になかなか帰ってこない」と奥様がいうほど、農場主の中村さんはトマトと一緒に過ごす時間が長いのだとか。
時には、ハウスに泊まり込んでしまうこともたびたびある。
今では常識でもあるが、トマトの水分をコントロールすることで、甘みと旨みを凝縮させるのは農家の技術なのだ。
今年ももうすぐ出荷だと聞いて、ワクワクして心が騒ぐ。
北の大地から、とっておきのおすそ分け、いかがですか?
北村貴さん(フードマーケッター・フードソムリエ主宰)
美味しいものを探求する心は誰にも負けないマーケッター。20年間の東京生活を経て、2004年Uターン。その後2007年に(株)グロッシーを設立し、プロ料理家160人がレシピを提案するサイト「フードソムリエ」を運営している。
[ウェブサイト] フードソムリエ料理家ネット
一般社団法人日本味育協会