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平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

「食」に関わる喜びの原点から生まれた、「人生最高」のチーズケーキとは?

 チーズケーキ

「2018年の発売以来、予約開始するとあっと言う間に完売してしまうネット限定のチーズケーキがある」と噂に聞き、チーズケーキ好きとして気になっていたこの品。ようやくいただいた際、なるほど、「人生最高のチーズケーキ」と称されているのが納得できるな、と思いました。

材料はナチュラルでシンプル。バニラビーンズに加え、トンカ豆という、甘い香りのするスパイスの一種を使っているのが珍しいですが、その個性が際立っている訳ではなく、誰が食べても、すっと舌になじむようなやさしい味です。

ただ、食感にはかなり特徴があり、想像以上にやわらかい!表面は焼き色がついて香ばしいベイクドチーズケーキ風ですが、下の方になるにつれて、レアチーズのようにとろりとした食感になります。バニラとトンカの程よい甘い香りに、レモンだけでなくサワークリームやヨーグルトも入っていて酸味もあり、私はとても好きな味でした。

やわらかすぎるため、解凍前に包装を剥がし、食べる分をカットしてお皿に盛り付けた状態で解凍してほしいとのこと。待っている時間もワクワクしますが、半解凍の食感もお勧めだそうです。

私は、スイーツに関して、「一番美味しい○○は何ですか?」とよく聞かれるのですが、それに対する普遍的な回答は、「一番美味しいものは、食べる人と場合によって変わる」。しかし、「人生最高のチーズケーキ」とは、このチーズケーキの生みの親であり、今も1つずつ大切に焼いている田村浩二シェフにとって、食べた人の喜ぶ顔が見たいと願いながら作ることのできる、幸せに満ちた「人生最高」のお菓子だということ。そのように理解することができ、腑に落ちました。

田村シェフは、国内外の一流レストランでの修業を経て、若干31歳でミシュラン星付きレストラン「TIRPISS(ティルプス)」のシェフに就任。世界12カ国で刊行される美食ガイド『ゴ・エ・ミヨ東京 2018』で期待の若手シェフ賞を受賞するなど、フレンチのシェフとして世界的に注目される人物。2018年に独立した現在は、従来の料理人の枠にとらわれず、「食」を通じた様々な発信をしていらっしゃいます。

このチーズケーキは、レストラン閉店後の厨房で、高校時代に友達が喜んでくれたのが嬉しくて料理を始めた、という原点を見つめるかのように、ご自身も好きだったチーズケーキを試作し始めたことから生まれたそう。それが、Instagramの「ストーリーズ」への投稿から人気に火がついた、というエピソードも現代的で面白い。けれど、単に話題性で注目されているのではなく、食を通じて人を幸せにしたいという真摯な気持ちが土台にあるのです。

田村シェフの生き方そのものが伝わってくるようなチーズケーキ。入手できたならば、ご家族やお友達など、大切な人達と喜びを分かち合いながら、召し上がっていただきたい品です。

【編集部注】
毎週日曜日と月曜日の朝10時からの販売です。限定数のため、売り切れる場合があります。また配送日・配送時間の指定は受け付けていません。

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

[ウェブサイト] 幸せのケーキ共和国
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『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
監修本『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)
「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
令和アカデミー倶楽部「ネオ和菓子・第2弾食べ比べ」講座
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