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平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

米粉や道明寺、きな粉や黒豆が香ばしい!和菓子店による新感覚「バターサンド」

 TAKAYAMADO AMATSUGI 米粉のバターサンド 8個入

昔から愛されてきた「バターサンド」ですが、ここ数年、さらに人気が高まっていますね。そんなバターサンドの生地にこだわって、130年以上続く和菓子店が挑んだのが、この「米粉のバターサンド」です。

「高山堂」は、明治20年(1887年)に大阪で創業し、「粟おこし」が人気となりましたが、100周年を迎えた昭和60年代以降、兵庫県の西宮市にお店を構え、創業時の精神に立ち返って再び本格的な上生菓子などを作るようになったと言います。

サブレには小麦粉を使わず、米粉と玄米粉、さらにもち米を蒸して乾燥させて砕いた「道明寺粉」を煎ったものを配合しているというのが、和菓子店ならでは!

サックリと軽く、道明寺らしい粒々感もアクセントとなり、小麦粉のサブレとはまた違う、きび砂糖の風味とあいまって、どこかお煎餅を思わせるような香ばしさが印象的です。

この新商品は、「甘いもので幸せを継ぐ」という想いを込めて、「TAKAYAMADO AMATSUGI (高山堂 甘継)」と名付けられた新ブランドにて、2020年6月より発売されています。

バタークリームにはホワイトチョコレートも合わせてあり、練乳を思わせるようなミルキーな味わいが、どこか懐かしさを感じさせます。

冷凍で届くため、食べたい時に合わせて解凍していただくことが出来、半解凍くらいの状態だとクリームがやや硬めで、ミルクリッチなアイスを思わせる食感。室温に近づくにつれて少しやわらかくなるので、好みの戻り具合を探しながら、少しずつ味わうといいですね。

全7種類の味は、ベーシックな「ラムレーズン」をはじめ、セミドライいちじくのプチプチ感が楽しい「無花果」や、香料を使わず、フリーズドライいちごといちご果汁のみで自然な甘酸っぱさに仕上げた「苺」も。

珍しいのは「抹茶カシス」。抹茶のほろ苦さとカシスの酸味が意外な相性のよさで、メリハリのある組み合わせが新鮮です。

北海道十勝産の小豆をやわらかく炊き上げた粒餡とバタークリームを合わせた「大納言バター」や、国産大豆を深煎りした香ばしい「黒寿(くろす)きなこ」と甘露煮の丹波種黒豆を混ぜ入れた「きなこ黒豆」、ほうじ茶と甘露煮の刻み栗入りの「ほうじ茶マロン」といった味も、いかにも和菓子店らしい。

日本茶とも、コーヒーや紅茶ともマッチし、5代目の竹本洋平氏曰く、ワインやウイスキーと共に召し上がるのもお勧めとのこと。和菓子の新たな可能性を広げる提案ですね。

8種の中身は、通常だとラムレーズンが2個入りですが、注文時に希望すれば種類の詰め替えも可能です。

アルファベットで描かれたロゴや、従来のお店の包材とは一線を画すモダンなパッケージデザインも目を引きます。知る人ぞ知るお洒落な手土産として、注目を集めること間違いなしです!

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

[ウェブサイト] 幸せのケーキ共和国
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『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
監修本『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)
「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
※本ページにはプロモーションが含まれています

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