人気の英国菓子専門店による、おうちで楽しむ本格派アフタヌーンティーセット

ここ数年、イギリス菓子の人気が高まり、百貨店の英国展や、スコーンに特化した販売イベントなども大盛況です。また、日本ではティーサロンやホテルのラウンジでいただくイメージのあったアフタヌーンティーですが、コロナ禍を経て、テイクアウトやお取り寄せできるセットが増え、おうちでゆったりとアフタヌーンティーを楽しむ方が増えました。

イギリス菓子好きの方々に愛される熊本の「Tomi's Shortbread House（トミーズショートブレッドハウス）」さんの「Tea for Two」は、まさに家でアフタヌーンティーをいただくのにぴったりの2名分セット。

本格的なブリティッシュスタイルのスコーンに、英国でも定評のあるブランド「ロダス」のクロテッドクリームと、トラディショナルなストロベリープリザーブ。紅茶は、イギリスでエリザベス女王1世統治下の1600年に設立された歴史を持つ「東インド会社」のティーバッグ10袋入りが1箱とたっぷり楽しめる量。さらに英国の伝統的な焼き菓子のケーキ類も入った、盛り沢山の内容です。

店主のウイルソン・ユキさんは、ロンドン、パリの「ル・コルドン・ブルー」で学ばれた後、ロンドンの「サボイホテル」や「グレートイースタンホテル」で働かれた方。故郷の熊本に戻られ、現地で学ばれた本格的なイギリス菓子を作られています。

私も、母の故郷である熊本にこんな素敵なお店があるんだ！と何度か訪ねさせていただき、いつも温かなおもてなしをいただきます。九州産をはじめとする国産小麦粉や、熊本産の卵など地元産の素材に、オーガニック素材なども採り入れ、心にも体にもやさしいお菓子が魅力のお店です。

このセットに入るスコーンは、卵の味がやさしい味わいで、プレーンとレーズンが各2個入り。ケーキ類はその時によって内容が変わりますが、もし「ビクトリアサンドイッチケーキ」が入っていたら、拍手喝采！ビクトリア女王のお気に入りだったという英国菓子の代表的なお菓子で、クラシックなバターケーキ生地にバタークリームとラズベリージャムをサンド。甘酸っぱさとバタークリームのまろやかさがマッチし、生地に真っ赤な色彩が映える愛らしい姿も印象的です。

他にも、完熟バナナとフィリピン・ネグロス島産のコクと深みのあるブラウンシュガー「マスコバド糖」を使った「バナナブレッド」も、素朴で味わい深く、チョコレート好きにおすすめの「ブラウニー」や、私のお気に入りの1つで熊本産レモンとローズエッセンスシロップが香る「アプリコット＆ローズケーキ」など、その時々の出会いをお楽しみに！

ティーバッグの紅茶も美味しく煎れるコツが幾つかあり、カップを温めておくこと、バッグに直接お湯を注がず、お湯を入れてから浸すこと、カップに蓋をしてしっかり蒸らすことなどを実践すると、茶葉本来の味と香りをいっそう豊かに味わうことが出来ます。素敵なティータイムを楽しんでください！

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