世界が認めた燻製職人が佐賀の山奥で作る香り高い燻製セット

近所のスーパーやセレクトショップに出掛けた時、「そういえばワインやビールのアテはなんかないかな？」というときに食指が伸びていくのはいつもハム、ソーセージ。それも有名ブランドではなく、小さなプライベートブランドものを探してしまいます。

シャルキュトリー（食肉加工品）はお酒のつまみのみならず、ご飯のおかずとしても重宝されますよね。そしてそれは人類が火を使って肉や魚を焼き始めた石器時代より伝わる保存食でもあります。

今回ご紹介する「燻や」の燻製ハムソーセージセットは、昨年、佐賀県の唐津周辺を旅していたときに美しい山あいの集落で見つけたもの。

立ち寄った「A3アートギャラリー」のオーナーが焼いてくれたソーセージが飛び上がるほどおいしく、聞くとすぐ近くに工房があるとのこと。翌日すぐに寄ってみると、そこはまさにハム・ソーセージの殿堂ではないですか！唐津は七山という小さな集落の中にひそむ「燻や」は、知る人ぞ知る燻製工房だったのです。

定番ともいえる「燻やの粗挽きウインナー」は強火で少し焦げ面がつくくらいに焼き上げたときの香りにうっとり。ほのかな燻製の味わいがやさしく、しっかりとした旨味を感じることができるでしょう。

2002年には本場ドイツのSuffa（ズーファー）国際食肉コンテストで金賞を受賞した「燻やのベーコンスライス」。市販品とは一線を画す味わいの特徴は一言でいうと口当たりの滑らかさと湧き上がる旨味でしょうか。油を使わずにそのままフライパンで焼き目を付けてください。燻製の風味とほのかな塩味、そして脂から出る旨味に驚きます。何をどうしたらこんなにおいしいベーコンが作れるんだろう……

初夏を迎える季節は野外で食事やパーティーも多くなりますね。運動会もあるでしょう。そういうシーンのお弁当のおかず、日々の食卓でのメニューの一品に、そして野外でのBBQやホームパーティーでも大活躍すること間違いなし。手土産やギフトにもバッチリです。

ご紹介するセットにはロースハム、生ハム、ベーコン、粗挽きウインナー、ピリ辛ビアウインナー、丸まったぐるぐるソーセージ“シュネッケ”の6種類の燻製加工品が入っています。食べ比べも楽しいはず。佐賀県は七山から届く味わいをぜひお楽しみいただければと思います。

この記事をシェアする