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嶋啓祐さん(フードビジネスデザイナー)

白馬の食用ほおずき。これをひとたび口にすると味覚の覚醒が始まる!

 生食用ほおずき「オレンジチェリー」

およそ多くのフルーツなるものをいただいてきた自負がある私ではあるが、昨年の秋に強烈なフルーツ「食用ほおずき」に出会ってからというもの、秋という季節が待ち遠しくてたまらなくなってしまった。

そもそも「ほおずき」って生で食べられるの?なんて思っていたのだから情けない。

ふわっと包まれた薄い皮を剥くと、ほのかな柑橘系の香りと共にオレンジがかった黄色い実がちょこんと顔を出す。これもまた可愛い!

そして、それを口に含むと!その瞬間から味覚のアドレナリンが出まくり、こんな美味しいものに巡り合えた幸せに身震いしてしまった私。そして、これを密かに買い占めて、自分だけで食べ尽してしまいたい衝動をどう抑えたらいいのか、という複雑な気持ちと戦うことになる。

さて、その極上とも逸品ともいえるほおずきは、長野県は標高700mの白馬村から届けられる。

自然豊かな白馬村で育った食用ほおずきは、北アルプスからの風と太陽の光をたっぷり浴びた上品な香りと糖度の高さが特徴。生産しているのは白馬サンサン会のご夫人たち。 ほとんどが女性で、ほ場の土の管理や施肥(牛糞堆肥)作業、マルチ掛け、 除草等は手作業で行っており、農薬や消毒は避けて安全安心な食用ほおずきを育てていると、代表の平瀬久美子さんは話す。

平瀬さん、一度お会いしたのだが、のんびりした優しい方で、「あ~こういう方がお作りになっているんだから、やさしい味わいになるんだろうなあ」と思えたりするのだから不思議だ。いや当然か。野菜ソムリエでもあり、食育指導士でもある平瀬さん、ことほおずきの話になるとさらに優しい表情になってほおずきを手のひらにのせて想いを語って下さる。

「食用ほおずき」を手にとると、まずフルーティーな独特の香りが漂う。糖度は13〜14度と高く、口にふくむと幾重にも重なる複雑な味わいが口いっぱいに広がる。南国フルー 」ツのような香りと味、ジューシーさ、程よい酸味・・・これまでにない美味しさの、とりこになること間違いなし。

「食用ほおずき」には美容と健康にうれしい成分(ビタミンA、ビタミンC、鉄分、イノシトール)が含まれている。特に、コレステロールの低下、動脈硬化の予防、がん予防、老化予防 (つまりキープエイジング)の効果があるとされるイノシトールが豊富に含まれているということで、健康食材としても期待されていると聞きます。

「オレンジチェリー」はピンポン玉くらいの大きな実で、ココナッツミルクのような甘くて優しい香りが。やや酸味を含んだすっきりとした甘さ。
もう1つ、「太陽の子」は、うずらの卵くらいの可愛い小粒な実で、ココナッツミルクのような甘くて優しい香り。濃い甘みとコクのある味が特徴。

さあ、この秋には希少な食用ほおずきをぜひ!

嶋啓祐さん(フードビジネスデザイナー)

全国の食材や加工品をPRするフードビジネスデザイナー。自然、風土、生産者、素材、そして料理人とその先にいる顧客、食に関わるすべての方が幸せになるような「フードデザインによる地方創生」を仕事にしている。おとりよせの達人ほか、02年よりオールアバウトにてフレンチガイド、ぐるなびのippinキュレーターを務める。北海道出身。

[ウェブサイト] All About フレンチガイド
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