お取り寄せの達人のオススメ!
cacoさん(フードコーディネーター)
南イタリアの伝統コーヒーが手軽に飲める♪ コーヒー好きにおすすめの1本!
新型コロナウイルスで、世界中がこんな毎日になるとは、誰しも思っていなかったですよね……。
毎年夏は、1ヶ月以上イタリアに行くことが恒例で、今年も夏はもちろんイタリアの予定でした。Mi manca l'Italia!!!(イタリアが恋しい……)
昨年の夏に滞在していた南イタリアは、南の中でも南! プーリア州オトラントという町では、バールで「カフェ サレンティーノ」と注文をすると、氷が入ったグラスに、エスプレッソ、Latte di mandorlaというアーモンドシロップを入れる、一風変わったコーヒーが出てきます。
ほろ苦さにこのまろやかな甘み! なんだこれ?! おいしい!!
日本ほどの小さなイタリアの国でも、この飲み方は南イタリアならでは。北イタリアに行くことが多かったのもあって、こんな飲み方があるとは全然知らなくて、目を見開くほどの衝撃でした。ガムシロップを入れた甘さとは違って、アーモンドの香りと苦いコーヒーが合わさると こうなるんだ!
帰国の際、このアーモンドシロップを持ち帰りたい!と思いましたが、なにしろ瓶……。重いし割れそうだし……。
そして日本ですぐにネットで検索。出会ったのが この「モナンのアーモンドシロップ」♪ イタリアの物ではないからどうだろう……と思いながら、おそるおそる、お取り寄せしてみました。
そうしたら、まさにこれ!! アーモンドの柔らかい香りと甘み。まさにイタリアにいる気分にさせてくれて 感激でした♪
このモナンのアーモンドシロップのお陰で、我が家では、ちょっと疲れた午後に「カフェ サレンティーノ」、定番です!
作り方は簡単。
1. 太めのグラスに氷をたくさん入れる
2. エスプレッソのシングルを一杯分、氷が入ったグラスに注ぐ
3. アーモンドシロップを10cc入れて、よく混ぜる
以上です♪
イタリアでは氷が入ったグラスとエスプレッソのカップ、アーモンドシロップが入った小さなグラス、スプーンの4点がテーブルに並びます。
これを順番に入れていくだけでもワクワク感があるので、家でも心の余裕があれば、バールのように並べてゆっくりいただきます。
でも700mlのアーモンドシロップ、1本買ってもたくさん残りそう……、そう思った方はいませんか?
いやいや、コーヒー好きの方なら、夏の時期だけで消費できますよ!
日本では知られていない、南イタリアの美味しいコーヒー。このアーモンドシロップ1本で、また違うコーヒーに出会うこと間違いなしです! ぜひぜひ みなさんおためしあれ~♪
cacoさん(フードコーディネーター)
ANA客室乗務員を経て、現在、イタリア料理を中心としたフードコーディネーター、オランダフラワーデザイナーとして活躍。イタリアのミシュランの星を獲得したトラットリアやオランダの花屋での修行、レストラン経営、海外生活で得た感性を活かし、食空間や生活空間、ウェディングなどのトータルコーディネートを手がけている。
[ウェブサイト] caco