「縁結びの神様」こと出雲が生んだ超貴重な日本のビューティーフルーツ

私にとってのいちじくは、きっと一番長い付き合いのある果物です。　私が生まれた頃は、すでに実家の庭に「いちじくの木」があり、当たり前のように食べていたのですが、当時はありがたみもなく食べてました。。。が、東京に出てきて、食の仕事をするようになってから、美容＆健康に良いと言われる成分をふんだんに含むいちじくの素晴らしさに気づいたんです。
　
それ以来、いちじくの季節になると、必ず食べていますが、生いちじくは、秋にしか出会えず…。　「年中無休で食べたい」と思っていた矢先、出雲の母校で講演会をした際、校長先生から講演の御礼にと、今回の「多岐産いちじくセット」を頂いたんです。

干しいちじくは、じっくり煮込まれたものが半乾燥状態になっていて、もちろんそのまま食べてもいいのですが、温めて食べると、より柔らかい食感になり、いっそう風味が増すんです。姿煮は、丸ごと半日かけて煮込まれたいちじくが、ワインとレモンで風味付けされ、ジャムは、完熟いちじくを皮ごと煮詰めたもので、とげのない優しい甘さが特徴です。

パンにのせたり、ヨーグルトに合わせたり、ケーキに練りこんだり、他にも、一年を通してあらゆる食べ方ができますが、寒い季節には、温かい紅茶に加えて、「フィグティ」にするのもおすすめです。　食物繊維がたっぷり入ったいちじくですから、お腹のお掃除にも最適です。　私の原点、そして、元気の源であるいちじく様とは、これからもずっとずっと一緒に、美味しい人生を歩み続けたいと思います。

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