まるで箱庭。雪の森で雪遊び。可愛いチーズケーキ

何回「可愛い」って言ったかわからないスイーツに出会いました。ネットで見つけて、「なにこれかわいい！」と流れるように迷いもせずお取り寄せしたのがこのチーズケーキです。

「neyuki（根雪）」は北海道・釧路の菓子ブランド「フランダース」のチーズケーキで、佐藤オオキ氏が率いるデザインチーム「nendo（ネンド）」がデザインしたものです。北欧家具のデザインをされたり、また2020年の五輪の聖火台も手がけ、注目をあつめています。

チーズケーキは箱に入っているのですが、開けると広がる雪が降り積もった森。積み木のようなデザインのシンプルな木が並んでいます。チーズケーキはどこかというと、その木の下。

ミニチュアとか小さい世界が好きな私は楽しくなってしまい、夫に「ねえ、まだ食べないの？」と言われたほど。積もった雪（粉砂糖）を木にかけてみたり、「雪かきってこんな感じ？」スプーンですくってみたり、我が家にあったミニチュアのお人形を置いてみたり。あっちこっち写真に収めたり、暖かい部屋で冬の雪の森を楽しんだひとときでした。

ひとしきり遊んだあとは、その木をそっと引き上げると、一口サイズのチーズケーキが現れます。今度は白い植木鉢に植えられた木のよう。木はピックになっている仕掛けになっています。

北海道の素材とフランスの製法を用いたスイーツで愛されるフランダース、この小さな小さなチーズケーキにもそのこだわりがたっぷり。

北海道の北海道浜中町のクリームチーズ、別海町のマスカルポーネチーズ、白糠町のリコッタチーズと北海道の素材を使用、酸味は少なくミルク感と濃厚さがたっぷりのチーケーキです。

表面はホワイトチョコでコーティングされていて、パリっとした後に広がるチーズの香りにチーズケーキ好きの私たちは一気にフランダースさんのお菓子に魅了されてしまいました。

かわいいのはもちろん、チーズケーキが好きな方にも食べてみてほしい味わい。粉砂糖でできた雪はたっぷりのせたままでも甘くて美味しいし、少しはたいてもチーズ感がより表に出ます。

にやにやしたり、ふふふと笑ったり。誰かと一緒に食べたら楽しくて、きっとより記憶に残るお取り寄せのひとつになると思います。

黒い服を着ていると粉砂糖がどうしてもぶわっと飛んだりもしますが、それもまた楽しい。箱を開けて食べ終わるまでずっと「楽しい」「ワクワク」が続くスイーツでした。

チーズケーキは要冷蔵品なので、あまり長く雪遊びをしてしまうとピックだけ抜けてしまうことも。ひんやりキープの間に美味しく召し上がってくださいね。

北海道ならではのチーズケーキと、大人の中にある「子供心」をくすぐるこの世界観は、ギフトにも自分へのご褒美にもぴったりです。ぜひ、お取り寄せしてみてくださいね。

この記事をシェアする