お取り寄せの達人のオススメ!
aiko*さん(お取り寄せ生活研究家)
全世代におすすめ!懐かしいのに新しい、大阪発さっくり食感の米粉レモンケーキ

レモンケーキ、みなさんご存知ですよね? 私にとってのレモンケーキといえば、子供の頃に家にお客さんが手土産で持ってきてくれるとか、お友達の家に母と出かけるときに、街の洋菓子屋さんで箱詰めしてもらって持って行った思い出がよみがえる、ちょっと懐かしいお菓子です。黄色のパッケージで甘酸っぱくて、生のケーキよりもお手軽で、クッキーよりもちょっと特別感があって、よく我が家も手土産にしていました。
その頃は洋菓子屋さんやスーパーや市場でも身近に売っていたと思うのですが、大人になった頃は「昔よく食べたよね、最近あんまり見ないよね?」と懐かしい存在になっていました。
でも、ここ数年で一気にレモンケーキを作るお店がぐんぐん増えて、お店によってもいろんなレモンケーキが登場して個人的に楽しくて仕方がありません。パッケージもちょっと昭和レトロな感じもありつつ、可愛いものが多いですよね。
その中で私のお気に入りのひとつが大阪で話題の、ケーキと焼き菓子のお店「hannoc(ハノック)」のレモンケーキです。
「hannoc」は2021年、大阪の中でもカフェ好きにはお馴染みのエリア「中崎町」に生まれたお店で、カフェを併設した洋菓子屋さんです。実は、私は何度も帰省時に挑戦しているのですが、いまだにお店に入れていません。
通常は、オーナーパティシエさんのもとでお菓子作りをするお店が多いですが、こちらは20代を中心とした若手のこれから大きく活躍するパティシエたちが、それぞれの感性や得意分野で作り上げたスイーツを作るスタイルで、顔写真と共に並べられているお店です。
店名も窒素(N)、酸素(O2)、アルゴン(Ar)、二酸化炭素(CO2)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)の頭文字を組み合わせた造語からきていて、いろんな個性が混じり合った世界観を表しているそうです。
小麦粉ではなく米粉で作られた生地は、しっとりでもふんわりでもなくさっくり。上にかかったアイシングのさくっとした食感とも違和感なく、そのまま口の中でレモンの甘酸っぱさが広がります。
初めて食べた時、そのさっくり感にとても驚きました。中にもレモンのジャムが入っていて、果肉感もあるのもポイントで、焼き菓子なんだけど生っぽさも感じられるところも魅力です。
レモンケーキといえば酸味が気になるという方もいると思いますが、こちらは酸味のバランスもちょうど良く、ふわっと広がる爽やかなレモンの香りはしっかりしますが、酸味は柔らかなので、きっとみんなが好きなちょうどいい酸味だと思います。
グラシン紙(半透明の紙)でキャンディ包みになっていて、黄色のシールがぺたっと貼ってある素朴な感じなんですが、それがグレーの箱に入ると洗練されてイマドキ感があります。
レモンケーキを懐かしく思う世代にも、そうじゃない世代にも「コレ、美味しいね!」って思ってもらえること間違いなしです。
これからどんどん気温も上がり、"甘酸っぱい爽やかさ"が嬉しい季節ですよね。4個入り以外にも8個入りもあり、手土産にもご褒美おやつとしてもおすすめの「hannoc」のレモンケーキを、ぜひお取り寄せしてみてください。
aiko*さん(お取り寄せ生活研究家)
1974年兵庫県生まれ。料理研究家の母の影響で「食べる」楽しみや大切さを自然に学び、お取り寄せが生活の中に溶け込んだ環境で育ち、20歳過ぎから自分でもお取り寄せ生活を開始。結婚後は横浜で、毎日のようにお取り寄せを楽しむ日々。自分が感じた「美味しい」、お取り寄せ生活の楽しさをひとりでも多くの友人たちに伝えたい、一緒に共有したい、という思いで、ブログ・雑誌・ラジオ・セミナーなどで活動中。
[ウェブサイト] 365*style~お取り寄せ生活研究家aiko*の美味しいハナシお取り寄せ 朝食編 (学研スマートライブラリ) [Kindle版]