お取り寄せの達人のオススメ!
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
群馬のソウルフード! 甘味噌味がたまらない焼きまんじゅう
私が初めて焼きまんじゅうを食べたのは、小学二年生の頃。家族と行き当たりばったりのドライブで、群馬県を訪れた時のことでした。
道路わきにたっていた『焼きまんじゅう』の看板。味の想像がつくようで、まったく想像つかない不思議な名前の食べ物。これは無視するわけにはいきません! 「焼いたまんじゅうってどういうものかなぁ?」なんて、皆であれやこれや想像しながら、早速向かいました。
いざ本物を目の前にしてびっくり。
まんじゅうが串に刺されて炭火で焼かれている! しかもまんじゅうの中身は餡がない! 甘味噌味の香ばしいたれがおいしい! 県をまたいだとはいえ自宅からさほど遠くないのに、こんなにユニークで、おいしいものを知らなかったなんて……
今でもそのことを家族で思い出し、無性に食べたくなることがあります。そんな時にお取り寄せするのが、福島屋さんの焼きまんじゅうです。
作る際は公式ページで紹介されている手順通りがおすすめです。
まずはじめに電子レンジでさっと温めてから、次にテフロンのフライパンで焦げ目がつくまで、じっくり焼いていきます。
電子レンジとフライパンの工程は、外はパリッ、中がフワッというお店の手焼きに近づけるための重要な手順になりますのでぬかりなく。
まんじゅうが香ばしく焼き上がったら、セットのみそだれをからめて、いざ実食です!
うーん、この味、この香り! 福島屋さんの焼きまんじゅうは、まんじゅうそのものがおいしいんです。むっちり食感で重量感があり、かみしめるとほんのり甘く、独特の酸味があるのが特徴です。
そしてまんじゅうにしみ込んだみそだれは、創業当時から受け継がれた秘伝のもの。しっかりとした甘みがありますが、後味がよくさらりとした上品な味なんです。
濃い味が好きな人はたっぷりと、まんじゅうの風味を味わいたい人は少なめに、自分好みに味が調整できるのも通販の良いところです。
まんじゅうは無添加のため、長期保存はできません。残った分はラップにひとつずつくるんで、すぐに冷凍をしておくと、食べたいときにさっと作れるのでおすすめです。
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
栃木県出身。自身の体調不良をきっかけに東洋医学と出会い、北京中医薬大学日本校で薬膳を学び、国際中医薬膳師に。「薬食同源」の本場中国に留学し薬膳やベジタリアン中国料理等を習得。帰国後、広告・雑誌・ラジオを中心に薬膳料理や健康&美容アドバイスを行う。身近な食材を利用した「毎日食べたい薬膳料理」が好評で、著書『冷え知らずのしょうがレシピ』(PHP研究所)等がある。
[ウェブサイト] まいにち、薬膳料理生活「漢方の知恵を毎日の食卓に いつもの食材効能&レシピ帖」