久美浜の牧場で育ったジャージー牛乳で作る乳酸菌ドリンク

久美浜湾を有する京都府北部の自然豊かな京丹後市久美浜町は、兵庫県との県境にあり、兵庫県豊岡市の城崎温泉からも車でそう遠くない距離にあります。何年か前に東京の友人家族が豊岡市に移住したのをきっかけに、定期的に城崎温泉周辺を訪れるようになったのですが、久美浜も「風光明媚ないい町だよ」と、友人に案内してもらいました。

旅先ではいつも、温泉・お風呂あがりや、もしくは朝の散歩の途中に、地元のスーパーや商店で見つけた、ローカルの牛乳やコーヒー牛乳を飲むのが楽しみの一つ。初めて豊岡を訪れたときにも、温泉の売店で販売していた「丹後ジャージー牧場」の瓶入りジャージー牛乳を、ゴクゴク喉をならしながら飲みました。

その後、地元の人に教えてもらったのが、久美浜の丹後ジャージー牧場内には、「丹後ジャージー牧場　ミルク工房そら」があり、搾りたての新鮮なジャージー牛乳を使った手作りの、バター、チーズ、ヨーグルト、アイス、洋菓子や焼き菓子、ピザなどを販売していること。

どれも牛乳そのもののおいしさを感じられるからぜひ食べてみてほしいと友人にすすめられ、丹後名産の黒豆や琴引の塩などを使ったジャージーアイスを味わいました。乳脂肪たっぷりの生乳をベースに作ったアイスは口当たりがなめらか。何より主役の牛乳が、なんとも優しい味わいで、ジャージー牛たちが丁寧に育てられているのが伝わってきました。

先日また城崎を訪れたとき、新たに出会ったのが、乳酸菌ドリンク「ミルクピス」。ミルク工房そらの、アイスやプリン、チーズケーキやミルクジャムを作るときに使う、搾りたてのジャージー牛乳からとった自家製生クリームを取り除いた後の、ジャージー牛乳でできています。

アイス同様、牛乳の風味を濃厚に感じながらも、後味はさっぱり。暑い時期には、冷たい水や炭酸水で3～5倍に薄めて飲むと清涼感を感じます。これから始まる秋～冬にかけては、お湯で割れば体がポカポカに。さらには、飲むヨーグルトのような味わいになる牛乳割りもおすすめの飲み方。お酒が好きな方は焼酎と割ってマッコリ風でどうぞ。スクランブルエッグや、キムチ鍋など、さまざまな料理の隠し味にも使えます。

今度、ミルク工房そらからお取り寄せするときは、ミルクバターや石窯ピザ、ナチュラルチーズも一緒に取り寄せたいと思っています。

この記事をシェアする