「TOKYO CACAO」という、東京で栽培されたカカオを使ったチョコレートがあるんです。
カカオといえば、ガーナをはじめとするアフリカとか南米など、赤道近くの暑い国で育つトロピカルフルーツ。このカカオを、なんと、東京都内で栽培し、国内で発酵、乾燥、焙煎からチョコレートになるまでを手がけた、というのがこのチョコレートです。えええっ??ですよね。
「TOKYO CACAO」を開発したのは、埼玉県草加市にある平塚製菓です。社長の平塚正幸さんが2003年にアフリカのガーナを訪れ、カカオを実際に目の当たりにして心が大きく動いたのだそう。生まれた夢は「東京産のチョコレートを作りたい」。一瞬「そ、それは」と思うような夢にむけて、実現の方法を模索し続け、現実になったのがこのチョコレートです。
「東京都内」といっても、場所は小笠原諸島の母島。2010年に初めて種を植えてから、地元の折田農園と出会い、カカオ専用の温室を作り、試行錯誤を繰り返すうちに、2015年には収穫したカカオからチョコレートが初めて完成しました。
今年は500本の木から、1トンのカカオ豆を収穫、板チョコレートとして2万枚が販売されることになりました。生産量はまだごくわずかではあるものの、これまでで最も多くのチョコレートバーが出来上がったことになります。
私は以前、草加市にあるラボラトリーにお邪魔しましたが、フレッシュなカカオの実がこの場所で割られ、豆の発酵、乾燥がこの地で行われていることにびっくり。全行程を監修し、実際に行なっている開発部の平岡普さんは、「東京産カカオのチョコを作りたい」という社長のひとことにワクワクし、即このプロジェクトを引き受けることを決意したそうです。
東京生まれのチョコレートは一箱3000円(税別)と高額ですが、希少性は高いです。江戸切子をイメージしたデザインです。あっと驚くプレゼントに、そしてビーントゥバーチョコレートファンの方は、東京産・未知のカカオ豆の味わいを体験してみては?
市川歩美さん
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
の近況&プロフィールはこちらから!
【夏季限定】ジャージー牛乳を使用した飲むプリン!凍らせても良し、冷んやりゴクゴクが止まらない!
九州産の1尾185g~215gの特大うなぎ!お中元、土用の丑にぜひ!
特別なギフトを贈る際や自分へのプレゼントの際にも活用できます
新着グルメ&スイーツ | 肉・ハム・ソーセージ |
魚介類・シーフード | 洋菓子・スイーツ |
和菓子・和スイーツ | パン・ジャム・シリアル |
おかず・お惣菜 | 鍋 |
醤油・だし・調味料 | 麺類 |
米・粉類 | 卵・チーズ・乳製品 |
フルーツ・果物 | 野菜・きのこ |
缶詰・瓶詰 | ドリンク |
日本酒・焼酎・梅酒 | ビール・ワイン・洋酒 |
口コミ待ち商品 | |
ギフトシーンで探す | |
シチュエーションで探す | |
地域で探す | |
価格帯で探す |