お取り寄せの達人のオススメ!
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
シェフのお気に入り食材を使った「シェフのわがままセット」
クリオロの新作チョコレートボックス、毎年楽しみにしています。
私は中目黒駅のそばにあるショップに行くことが多いのですが、本店は小竹向原にあります。お近くの方、おいしそうなお菓子やショコラがいっぱいの、あの夢のあるショップ、もうおなじみですね!
クリオロのチョコレートは、南フランス出身のサントス・アントワーヌシェフによって作られています。私はかれこれ、20年ちかく前からサントスシェフのチョコレートのファンですが、今年もやっぱりおいしかったです。
ナッツやフルーツ、そしてスパイス。素材の風味がキラキラと生きているのと、食べていて楽しい。チョコレートの形も工夫されていて、ひとつぶひとつぶからイメージやストーリーが浮かびます。
新作「シェフのわがままセット」は、シェフのお気に入り食材を使った8粒入りのチョコレートボックス。
シェフがお茶の中では、いちばんお好きだというジャスミン、「キャラメル・サントス」とニックネームがつくほど大好きだというキャラメル、ヘーゼルナッツやレモン、パッションフルーツなどなど。シェフの「大好き」が詰まっています。
例えばプラリネ・ココは、ココナッツがお好きな人なら必ず召し上がっていただきたいひと粒。薄いプラリネにチョコレートコーティング、サクッとした食感が心地よく、ココナッツの風味が広がります。
「チャイ」もいいですよ。生姜と、神戸のクリオロカフェのオリジナルティー(カルダモン、シナモンなどのスパイス入り)を合わせ、ミルクティーとチョコレートの相性をボンボンショコラひと粒で味わえます。
日本人は、欧米と比べて甘すぎないものを好む傾向がありますが、その点クリオロのチョコレートは◎。サントスシェフが日本人の味覚を尊重してチョコレートを作ってくださっているからです。
健康に配慮して、糖分が少なめで甘すぎないこと、そしてすべてのチョコレートにカロリーなどの表示があり、体に負担がかからない配慮されていることがわかります。
赤いボックスに、ふんわりとしたリボン。ギフトにもぴったりです。ただやっぱりこのリラックスできるおいしさ。私は自分チョコにしたいです(笑)。
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。
[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*The Chocolate Journal