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市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)

Monaショコラはマスト!京都のおいしいチョコの最中です!

 Monaショコラ 5個入り

本当においしいんです。Monaショコラ。京都で出会ってひと口食べたその時から、私はMonaショコラ(モナショコラ)の大ファンです。味わうことに、京都のチョコレート店「ショコラトリー ヒサシ」の風にやさしくゆれる暖簾や、京都の街を思い出すのです。

Monaショコラは、人気店「ショコラトリー ヒサシ」のお菓子です。お店は、東山駅から歩いて数分。平安神宮の近くにあります。

京都へでかける目的はみなさんそれぞれだと思いますが、私が必ず足を運ぶのは、魅力あるチョコレート店の数々。中でもはずせないのが「ショコラトリー ヒサシ」です。美味しいチョコレート、チョコレートケーキに必ず会えるお店だからです。

人気のMonaショコラは、きっと日本人なら誰もが「おいしいね」と言うんじゃないかと思うほど。実際、今までご紹介した方の中で気に入らなかった方がいません(ある番組で、さらば青春の光のお二人にご紹介したら、森田さんが「これほんまにうまい!」と、本気で感激してくれました。あの表情はリアルでした!)。

最中の皮の内側にチョコレートが塗られ、中はなめらかなチョコレートクリーム入り。パリパリ食感と、モナカの皮の香ばしさ。それにチョコレートの香りが合わさると、え、こんなに美味しくなるんですね、という感じです。

中には実は、サクッとした食感はライスパフ。少し塩を聞かせているのが、後をひきます。

Monaショコラの生みの親でもあるショコラティエは、小野林範さん。実はすごい方で、パティシエの世界大会『WPTC(ワールドペストリーチャンピオンシップ) 2012』では、チョコレートピエス担当で部門優勝。2015年『ワールドチョコレートマスターズ 2015』では日本代表となって、個人で世界第二位になっています。

そんな小野林さんが、こんな可愛らしいチョコモナカを作ってくれる、というのもまた楽しい。

京都の街を歩き、暖簾を潜ってこの店に入る時、心が和むのは日本人だからでしょうか。日本の文化を継承する京都にあること、そして京都の思い出が、この小さなチョコレートの最中に、奥行きを与えてくれているような気がします。

ふだん東京にいる私は、いますぐ京都へは行けませんが、楽しみなのは、実は京都市京セラ美術館がお店のすぐそばにあること。3月21日のリニューアル・オープンが延期になりましたが、いまは開館しています。次は、おいしいチョコレートと、アートを楽しみに。次、また京都へ出かけるタイミングを、楽しみに待っています。

市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)

大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。

[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*
The Chocolate Journal
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