お取り寄せの達人のオススメ!
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
ショコラティエ4人のベストセレクション!
阪急うめだ本店「バレンタインチョコレート博覧会」の会場で大人気だったチョコレートボックスです。人気で連日完売続きだったそうですが、私は運良くゲットできました!
Cagi de rêves(キャギ ド レーブ)の「ショコラティエ ジャパンディスカバリー」です。ワクワクするような魅力があり、私は2月10日、ABCラジオ(大阪)の生放送でもご紹介しました。
キャギ ド レーブは、菓子メーカー「UHA味覚糖」による高級チョコレートブランドです。本社ビル1階に2007年にオープン。実は早い時期からカカオを仕入れてビーントゥバーを手がけるなど、先駆的な活動と味のよさに、私は長く注目しています。
このチョコレートボックスは、4人のショコラティエが、一人一人、自由にクリエイトしたボンボンショコラを集めたものです。テーマは「日本」。日本各地の良質素材やこだわりの生産者に着目し、ひとり、ひとつのチョコレートを創作しています。
つまり、4人のショコラティエの発表会。
4粒の個性が光っているのです。手にすれば、4人の愛情と思いがわかります。
赤と緑がきれいなドーム状の「古都香×モリンガ」は、万代さん作。スーパーフードの滋賀県産有機モリンガと、奈良県産「古都香」を使用。イチゴは数ある品種から厳選したそう。甘酸っぱいイチゴがとろけ、モリンガとマリアージュします。
オレンジ色の「みたらし醤油×山椒」は、田中さん作。おもしろいな〜と笑顔になりました。「みたらし団子感」があるんです。大阪唯一の醸造所「大醤」の醤油を使っているそうですが、チョコレートとあうのですね。
「酒かす×ゆず」は高城さん作。これはまろやか。日本茶や日本酒と味わったらますます美味しそうです。高知のゆずと新潟「菊水酒造」の酒粕が調和。
「黒糖×コーヒー」は、上地さん作。沖縄返還50周年のニュースをみて、沖縄・与那国の黒糖を選んだそうです。コーヒーは鹿児島県沖永良部島の国産。黒糖ガナッシュと調和しています。
いかがですか?食べてみたくなりませんか?
このチョコレートボックスは、4人のショコラティエに会えたような気がします。
キャギ ド レーブというブランドを支える、個性豊かなショコラティエ。4人のおいしいものを精一杯作りたいという思い、そして愛が、この赤いボックスに詰まっています。
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。
[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*The Chocolate Journal