お取り寄せの達人のオススメ!

青木たかこさん(パンとパン屋さんのガイド「パンスタ」編集長)

濃厚なバナナの香りが口の中にひろがる極上の「バナナブレッド」

 バナナブレッド(黒糖)

太陽の輝く夏といえば「夏休み」。子供たちとたっぷり一緒に過ごせる楽しい季節です。
でもその反面、掃除や洗濯をしながらも一日3食準備しないといけないという、大変忙しく悩ましい季節でもありますよね。そんな時にこそ、主婦の強い味方がお取り寄せだと思います。
今回、私がおすすめするのは、「ヒルトン東京」の「バナナブレッド」です。
おやつにはもちろん、ボリュームもあるので朝食、来客時のお茶菓子としても重宝します。

一般的なレシピのバナナブレッドは、バナナを1本程度使用しますが、こちらのバナナブレッドは、なんとバナナが3本も使われているそうです。だからバナナの甘い香りは秀逸です。

ちなみに、バナナブレッドは、「ブレッド」と呼ばれているのでパンなのかなと、つい思ってしまいますが、実は、発酵させていないので正確にはパンではなく焼き菓子にあたります。 アメリカの家庭的な焼き菓子で、作り方も材料もシンプルなので、きっとご自身で焼かれる方も多いと思います。 実際、私自身も家で焼くことが多い焼き菓子の一つです。

私は、自分が焼くからこそ、プロの焼くバナナブレッドが常に気になり、都内あちらこちらの人気のバナナブレッドを食べてきました。その中でついに出会ったのがこちらの「バナナブレッド」です。自分の中にある理想通りのバナナブレッドでした。大きく焼かれ、外はバターの焼けた香ばしい香り、中はバナナの芳醇な香りが詰まっています。 しっとりとしながらも、口の中では、はらりとほどける極上の食感です。

「ヒルトン東京」の「バナナブレッド」は、ホテルの伝統的なレシピを守ったものですが、食べると誰もが懐かしい母の味を思い出すような、そんなシンプルながらも奥深い味が最大の魅力です。

私の楽しみ方もご紹介したいと思います。
夏ならば、冷蔵庫でしっかりと冷やしてからいただいても美味しいですし、一枚ずつスライスしてからラップし、冷凍庫で凍らしてからいただくのもおすすめです。バナナブレッドは、たくさんの空気とバターを含んでいるので、凍った状態でも固すぎることなく美味しくいただけるのです。 また、フライパンで軽く表面を焼いても美味しいです。バナナの香りと甘さがさらに引き立ち、外はさっくり、中はしっとりし、朝食におすすめの食べ方です。さらに、アイスを乗せればお客様にお出しできるワンランク上のデザートになります。

自信をもってご紹介できる王道の美味しさの「バナナブレッド」です。お味は2種類、プレーンと黒糖があります。ちなみに、私は、黒糖のほうが濃厚でしっとりしているのでお気に入りですが、黒糖の甘みが苦手な方にはプレーンをおすすめいたします。

青木たかこさん(パンとパン屋さんのガイド「パンスタ」編集長)

パンとパン屋さんのガイドサイト「パンスタ」編集長、パン女子会「マニアックデパン」主宰。大手食品メーカーのマーケティング、パン屋の商品開発アドバイジング、百貨店等でのイベント企画・運営サポート、記事寄稿など、パンに関わる企業サービスを幅広く展開。カルチャーセンターでの講師やイベントの司会なども務める。

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「パン・オブ・ザ・イヤー 2015」
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