お取り寄せの達人のオススメ!
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
寒い季節こそ満州仕込みの本格水餃子で心も身体も温まろう
ビールと餃子のイメージからなのか夏に食べる印象の強い餃子ですが、もともと餃子は本場中国では冬の食べ物なのです。中国では旧正月に親戚一同が集結し、みんなで餃子作りを行い新年を迎えるという風習があります。みんなで大量に作った餃子はそのまま冷凍保存もできるし、茹でるだけで熱々で身体が温まる主食になるので、餃子は中国の東北地方を中心とする寒い地域の冬の伝統料理になっています。
そんな中国東北地方の伝統的な家庭の餃子を再現したのが「瓦奉店」の水餃子です。現在の店主の祖父が中国に渡り旧満州鉄道の駅長をしていたころに、現地のお手伝いの方から習ったのが「瓦奉店」の水餃子のルーツ。現在の神奈川県の新丸子にある現在の「瓦奉店」は知る人ぞ知る水餃子の名店多くのファンを抱え、わざわざ遠方から足を運ぶお客さんなどでいつも賑わっています。
「瓦奉店」の水餃子は皮作りも餡作りも包みも全て手作りというこだわりの逸品。包み方も中国の昔の貨幣である馬蹄銀を模した伝統的な包み方にこだわっています。この包み方は包む手間がかかるので本格的な中国料理店でもなかなかお目にかかれません。
「瓦奉店」の水餃子を食べて一番印象に残るのは皮の存在感の強さ。中国では餃子は麺類に分類されますが、この水餃子を食べればそれも納得。厚めのモチモチ皮からは小麦に甘みがダイレクトに感じられ、主食として申し分のない旨さです。
この上質な皮に包まれているのは、白菜を中心とする野菜と豚肉の餡。味付けには化学調味料は一切使わずに、野菜本来の味と豚肉の甘みを活かした身体にも優しい味に仕上げています。また、餡の風味付けにはニンニクを使わないのも中国流。代わりに生姜をたっぷり使っているので、とても爽やかな香りがするとともに、身体も温まるのも嬉しいポイントです。
茹でた餃子は、そのまま黒酢などをつけて食べても十分美味しく食べれますが、皮がしっかりしていて煮くずれしないので鍋料理にも最適です。鶏ガラスープや麻辣系のスープの中華風の鍋料理はもちろんのこと、餃子自体は優しい味付けなので水炊きなど、どんな鍋にも合うと思います。
寒い冬は、家族や友人たちと鍋を囲んで熱々の餃子をつまめば心も身体もポッカポカに温まること間違いなし。是非一度お試しください。
※編集部注:FAX注文となりますので、注文方法は販売ページよりご確認ください。
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮や浜松などの日本全国の餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く餃子のスペシャリスト。「お願い!ランキングGOLD」の餃子のランキングの審査員など、TVやラジオにも多数出演。「マツコの知らない世界」で披露したオリジナルレシピの自作餃子も評判。
[ウェブサイト] 東京餃子通信