お取り寄せの達人のオススメ!
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
点心師の魔法で生まれたモチモチ&ジューシー焼き餃子
大阪で点心で人気の幸福飯店が、昨年お取り寄せを開始しました。
幸福飯店では、中国から招へいした点心師が、一つ一つ手作りする小籠包や水餃子をはじめとする本格的な点心が手軽に食べられるのですが、中でもお勧めしたいのが「魔法の焼き餃子」です。
「本格点心の店で焼き餃子?」と思われるかもしれませんが、点心師が本気を出して開発した焼き餃子が驚きの出来ばえなんです。
中国では餃子は主食として、小麦を食べるため麺料理の一種です。この魔法の焼き餃子も、小麦の皮をおいしく食べるという点にこだわって作られています。
点心師が作った耳たぶより柔らかいもちもち生地から一枚一枚皮をつくり、ひとつひとつ餃子を手作業で包んでいます。餃子に細かく刻まれたひだの美しさが見とれてしまうほどです。
皮は焼き餃子用に薄めに伸ばしているのですが弾力もしっかりあり、焼き目はサクッとした軽めの触感に仕上がっています。この軽さは他の餃子ではなかなか出会えない食感ですよ。
この皮の美味しさを引き立ててくれるのが、たっぷりと包み込まれた餡です。鹿児島産のブランド豚「茶美豚」とキャベツやネギ、人参などの野菜とのバランスが抜群。
味付けは優しく、豚の旨味と野菜の甘味がしっかりと活かされています。素材の味をダイレクトに楽しむためにも、最初はタレつけずに食べてほしい餃子です。
ジューシーでボリュームがあるのにしつこくなく飽きずに何個でも食べられてしまいますよ。主食を意識して作った焼き餃子というだけあって毎日でも食べられそうな味です。
もちろん白米のお供にもなりますし、お酒のつまみとしても活躍してくれます。老若男女、幅広い方々に楽しんでもらえる餃子だと思います。
この魔法の焼き餃子は皮がしっかりしていて餡もたっぷり入っているので、焼き餃子だけでなく揚げ餃子にしてサクッとした皮の食感を楽しむのもお勧めです。ただし餡が熱々になっていて肉汁がビュッと飛び出してくるので、注意して食べましょう。
点心師が餃子にかけた魔法を、ぜひ体験してみてください。
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮や浜松などの日本全国の餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く餃子のスペシャリスト。「お願い!ランキングGOLD」の餃子のランキングの審査員など、TVやラジオにも多数出演。「マツコの知らない世界」で披露したオリジナルレシピの自作餃子も評判。
[ウェブサイト] 東京餃子通信