お取り寄せの達人のオススメ!
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
ヴィーガンでもヴィーガンじゃなくても楽しめるヴィーガン餃子
最近、健康志向やサステナブルへの意識が高まる中で、ヴィーガン料理への注目が集まっていますよね。この流れを汲んでヴィーガンやベジタリアン向けの餃子も色々と出てきているのですが、なかなか満足できる餃子に出会えていませんでした。
「もっと野菜が主役の、ヴィーガン料理ならではの餃子を食べたい」と思って、色々と探していたのですが、ようやく私の理想に合致する餃子を見つけることができたので、皆さんにも紹介をしたいと思います。
初めてこの「ヴィーガン餃子」に出会ったのは、東京の鶯谷にある「菩提小厨」というカフェ風のおしゃれな雰囲気の餃子屋さんでした。
「菩提小厨」というのは精進料理の小さな厨房という意味で、店主のご夫婦も長年ヴィーガン生活を続けているそうです。
店主さんが自分が食べたい餃子を作り始めたのがヴィーガン餃子が誕生するきっかけで、「動物性製品不使用・化学調味料不使用・食品添加物不使用・色素不使用・アルコール不使用・保存料不使用」と徹底しています。
また様々な種類の国産野菜と遺伝子組み換えでない大豆ミート、オリーブオイル、海塩など餡の具材にもこだわり抜いています。
お店の雰囲気にもマッチした、カラフルな見た目も素敵です。11種類の餃子があるのですが、黄色やオレンジ、グリーン、ピンクなど、餃子の種類ごとに異なる色の皮が使われています。これらの皮は毎日お店で一つ一つ手作りされていて、モチモチっとした強い弾力が感じられます。
そして何より驚かされたのが、11種それぞれの餃子で ピーマン、にんにく、なす、しいたけ、にら、セロリ、ねぎなど、主役の野菜の美味しさが際立っている点です。
ベースとなる大豆ミートの分量や春雨などの副材料、更にはオリーブオイルや海塩、ごま油、味噌、辣油などの調味料などを全てを、主材料となる野菜によってそれぞれ調節しています。
11種の中で特に印象的だったのは、椎茸の餃子。大豆ミートと白菜、人参などをつかっているのですが、椎茸の旨味がギュッと詰まっています。こんなにも椎茸の風味が活かされた餃子に出会ったのは初めてでした。
その他、味噌と辣油でピリ辛にしあげた茄子の餃子だったり、粗刻みのニンニクが入った餃子だったり、コリアンダーがたっぷりはいった餃子だったりと、どれをとっても個性的で、他では出会うことがない餃子ばかりです。皆さんも食べ比べをして、好みの餃子を見つけてみてください。
調理方法は、焼き、茹で、蒸しと選べますが、この餃子本来の味がダイレクトに感じられるのは蒸しだと思うので、まずは蒸し餃子で食べていただきたいです。
【編集部注】
一度に作ることができる量が決まっているため、一時的に売り切れている場合があります。詳しくはショップの販売ページをご確認ください。
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮や浜松などの日本全国の餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く餃子のスペシャリスト。「お願い!ランキングGOLD」の餃子のランキングの審査員など、TVやラジオにも多数出演。「マツコの知らない世界」で披露したオリジナルレシピの自作餃子も評判。
[ウェブサイト] 東京餃子通信