お取り寄せの達人のオススメ!
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
無農薬自家農園育ちのフェンネルが香る水餃子
餃子に使う野菜と言えば、キャベツや白菜、ニラあたりが定番ですが、中国の餃子ではトマトやトウモロコシ、茄子、大根、セロリ、香菜(パクチー)など様々な野菜が使われます。
以前、中国人の麺点師の方に中国でポピュラーだけど日本の餃子店で見かけない野菜をたずねたところ、真っ先に名前が上がったのが茴香(ウイキョウ)でした。西洋ではフェンネルと呼ばれハーブとして使われることが多いですよね。日本だと安定的に茴香を仕入れることができないため、使いたくても使いにくいんだそうです。
その後、私も茴香を使った餃子を探したのですが、なかなか見つけることができませんでした。色々と探し回った末にようやく見つけたのが味坊集団の「ラム肉フェンネル餃子」でした。
味坊集団は、神田の「味坊」や御徒町の「老酒舗」など、中国東北地方を中心に中国各地の大衆料理を提供する店舗を展開するグループです。
味坊集団では餃子に使う様々な野菜を栽培する自家農園も運営しています。自家農園では無農薬で野菜を育てており、常に安心安全な野菜が手に入ります。この農園でフェンネルを栽培することで、フェンネルの餃子のお取り寄せ販売を実現しています。
また羊肉はアイスランド産、オーストラリア産の上質なお肉を使用。皮も国産小麦100%で、機械を使わずに一つ一つ手包みで餃子を作るという、食材にも作り方にも拘り丁寧に水餃子を作っています。
冷凍で届く水餃子は、たっぷりのお湯を沸かして数分茹でるだけ。餃子が浮いてきてぷっくりと膨らんできたら出来上がり。簡単に自宅で中国現地の水餃子の味が楽しめます。
フェンネルの爽やかかつ甘い独特な香りと少し感じる苦みが、羊肉特有の香りと強い旨味とよく合います。そのまま食べても美味しいですが、香酢をつけて食べるとより現地感が出ると思いますよ。
味坊集団では、ラム肉フェンネル餃子の他にも、ラム肉と発酵白菜や春菊、トマト、香菜、大根等の野菜を組み合わせた水餃子をお取り寄せすることもできます。これらを食べ比べをして好みの組み合わせを探してみるのも楽しいと思いますよ。
塚田亮一さん(東京餃子通信 編集長)
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮や浜松などの日本全国の餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く餃子のスペシャリスト。「お願い!ランキングGOLD」の餃子のランキングの審査員など、TVやラジオにも多数出演。「マツコの知らない世界」で披露したオリジナルレシピの自作餃子も評判。
[ウェブサイト] 東京餃子通信