お取り寄せの達人のオススメ!
小笠原由貴さん(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)
パレスホテル東京とHIGASHIYAのコラボ!洗練と上質の詰め合わせです。
銀座や南青山に店舗を構える和菓子のHIGASHIYAさん。その凛とした佇まいや洗練された雰囲気に魅了され、系列のお店も含めて度々利用させていただいている大好きなお店です。そのHIGASHIYAさんと、皆さまご存知、これまた大好きなパレスホテル東京さんがコラボして生まれたのが、今回ご紹介する「パレスホテル東京特撰 羊羹・豆菓子詰め合わせ」です。
初めてこの商品に出会ったのは、パレスホテル東京でのランチの後。ホテルのペストリーショップを覗いていて思いがけず発見! なんて素敵なコラボ商品!!と感動すら覚え、これは買ってみなければと即購入。それ以来、店舗で購入したりおとりよせしたりと、何度もお世話になっています。
パレスホテル東京×HIGASHIYAのコラボだけあって、洗練と上質を詰め合わせたようなこの商品、もう、開けるる前からワクワク! シックな伝統色の蝋引き紐で結われた桐箱は、見ただけで丁寧に作られたものが入っていることを予感させてくれます。
桐の蓋を開け、「PALACE HOTEL TOKYO」と銀色で活版印刷された和紙をそっと開くと、茶、白、鴬色の箱が現れます。そうやってひとつひとつパッケージを紐解いていく事にもワクワク! 包みの全てが丁寧で美しく、こちらの背筋も伸びるよう。
中を開けると入っているのが、白・黒2色の羊羹と抹茶の豆菓子。貼り箱に入った黒い羊羹は「黒糖羊羹」。沖縄県波照間島産の最高級の黒糖と、希少な北海道産“しゅまり小豆”を使った逸品です。黒糖、小豆、水飴、寒天と、ごくシンプルな材料から生み出される深い味わいは、少量いただいただけでも高い満足度。長い余韻も楽しめます。
もう一つの貼り箱に入った白い羊羹は「和三盆白羊羹」。職人さんの手作り、香川県産の“讃岐和三盆糖”と北海道産の白小豆を使って作られた羊羹は、一口食べると和三盆の上品な甘さが柔らかに広がります。こちらも、和三盆糖、白小豆、水飴、寒天、隠し味の醤油と、こちらもごくごくシンプルな材料。上質でシンプル。この上なく贅沢ですね。
そしてこの詰め合わせのアクセントとなっているのが、「抹茶黒大豆」。香ばしく煎った黒大豆をほろ苦い抹茶ミルクでコーティングした豆菓子です。黒大豆の香ばしさとカリリとした食感と鼻から抜ける抹茶の香りと優しい甘さが後を引きます。
羊羹をちょっとずつ切って、豆菓子を少しだけお気に入りの器に盛り、おいしいお茶でほっと一息。そんな時間を楽しみたくなる詰め合わせです。
自分へのご褒美にするのはもちろんですが、大切な人への手土産やお礼に……と、間違いのない商品ですので、使える場面も多く重宝しています。常温で日持ちもするので、多めにおとりよせしておいて、急な場面でも使えるようにストックしておくのもおすすめです。
そこにあるだけで嬉しい気持ちになるような上質なお菓子の詰め合わせは、日々の暮らしをちょっと豊かな気持ちにしてくれます。ぜひ一度試してみて下さいね!
小笠原由貴さん(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)
旅行会社勤務を経て渡米。ナパバレーやバークレーでの料理修行を通し、地産地消、オーガニック、素材を活かした料理を知る。帰国後、レストランやチーズ専門店で働いた後、パン教室をオープン。Simple & Natural をモットーとするレシピに質の良い食材は欠かせず、美味しいものを求めて、お取り寄せするのはもちろん、国内外の生産者を実際に訪ねている。また、チーズセミナーの講師を務めたり、All About等の媒体でチーズについての記事を執筆。最近では、スウェーデンMATEUS社の食器を販売する“La Table”も運営。
[ウェブサイト] パン教室“la nature”All About チーズガイド
l'Atelier de Nature(ラトリエ ド ナチュール)
酪農ビストロのとろけるチーズレシピ