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白黒の赤福が誕生!江戸から令和に繋ぐ老舗の味!

よろスィーツ!スイーツ芸人のスイーツなかのです。

今でこそ、お菓子のお仕事をしていますが、子どもの頃はあんこが苦手で、和菓子はほとんど口にしていませんでした。

中学生になるかならないかくらいのとき。甘党の父が出張のお土産でよく買ってきていた赤福餅が、その日はなんだかどうしても食べてみたくなり、一つ口にしました。

舌触りの良さ、お餅との一体感、甘いのに全くしつこさがない。あんこって、こんなに美味しいのか!と感動したこと、いまでもよく覚えています。

それ以来、すっかりとあんこも和菓子も好きになり、きっかけを与えてくれた赤福餅には、いまでも感謝の気持ちでいっぱい。どちらかというと、粒あんよりこし餡が好きなのも、あの日の思い出が強いからなのかなと、たまに考えます。

そんな思い入れも強いお菓子なので、「白餅黒餅」発売のお知らせには、もう釘付けになりました。「え!白い赤福餅があるの!?」と、まずびっくり。さらに、黒と白のモノトーンの美しさにうっとり。お取り寄せ限定ということもあり、即座に購入しました。

実際に届いて開けてみると、箱の中に綺麗に並べられた白餅と黒餅のシルエットに感動。伊勢神宮神域をを流れる清流 五十鈴川をイメージした表面の三筋も、いつもより少し大人っぽい表情に見えました。

コロナ禍で沈んだ状況が続くなか、少しでも前向きに、明るい気持ちになってくれたら、と願いが込められて誕生した「白餅黒餅」。

白小豆を使った餡の白餅は、まろやかな甘さと柔らかなお餅の相性が良く、口の中で上品なまとまりを感じます。

黒砂糖味の黑餅は、定番の赤福餅と比べてみると、見た目は少し黒みがかかった印象。寄り添ってくれるような、親しみのある甘みで、ほっとするような美味しさです。

300年以上の歴史が続く赤福のなかでも、黒餅は江戸時代から明治のころまで作られていた赤福餅の復刻版とも言えるのでしょう。どこかレトロな味わいを抱くのも、そのような背景があるからかもしれません。

それに対して、白餅は平成になってから誕生した新しい味。なので、二種の詰め合わせには、過去から現在へと繋がっているような意味も込められていて、そのストーリー性にも心を打たれました。

長く続くお菓子には、世代を超えた共通言語のような役割があると思っています。ぼくがあの日食べた赤福餅のように、「白餅黒餅」にも、いろんな人の想いがのって愛されることでしょう。


【編集部注】
冬期(10月上旬~5月下旬)のみのお届けです。

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