茨城産:紅はるか平干し芋(140g)
干し芋のタツマ
たまに母と一緒に軽井沢に行きますが、決まって帰りに立ち寄るお気に入りのスーパーマーケットがあります。長野県が中心のスーパーなので、残念ながら私の住んでいる近くには店舗がなく、ここぞとばかりに食品を買い込んで、ホクホク顔で家路につきます。
前回、会計を終えた母の買い物の袋詰めを手伝っていると、同じ干し芋を何袋も買っていることに気づきました。「こんなに沢山どうするの?」と聞いたら、「それ紅はるかだから絶対甘いと思うし、やわらかそうでしょう? お友達にあげたらきっとみんな喜ぶわ」と嬉しそうに話しました。
次の日の朝、母から電話があり、「昨日買った干し芋が、ものすごく美味しかったの。すぐ20袋お取り寄せしてくれる? あなたにも分けてあげるから」と言われました。静岡市のカタカナで「タツマ」という会社が、茨城県産のさつま芋を使って作っていると教えてもらいました。
早速ネットで調べると、すぐに発見! 「干し芋のタツマ」という干し芋専門の会社で、さつまいもの種類やカットの方法を変え、十種類以上の干し芋を販売していました。さらに干し芋の作り方や歴史、食べ方の紹介など、干し芋についての情報が満載で、干し芋愛がひしひしと感じられるサイトでした。
そんなこんなで私の元にも届いた、待望の「紅はるか平干し芋」。袋から透けて見える干し芋は、皮が丁寧にむかれ、形や大きさが整っているのが分かります。その上、蜜でコーティングされているかのような光沢感も。手間を掛け愛情を注いで作られていることが、見ただけで伝わってきました。
袋を開け一枚取り出そうとすると、はがすのに手間取るくらい、内側からにじみ出た蜜で干し芋同士がくっついていました。注意深くはがした後、温かい抹茶入り玄米茶をお供にいただいてみました。
自然なべっこう色をした干し芋はやわらかく、噛めば噛むほどにあふれてくる甘さ!繊維質は感じられないほどなめらかな口ざわりで、まるでソフトキャラメルを噛んでいるような弾力がありました。
しっとりソフトな食感が持ち味なので、袋から出したらそのままいただくのが、私の一番好きな食べ方です。季節は秋から冬に移ろい始めていますが、秋が旬のさつまいもを干し芋なら長~く楽しめてうれしいですね。
また、もしもタツマの干し芋をギフトに使いたいという時は、「達磨庵(タツマアン)」という姉妹サイトなら洗練されたパッケージのものが見つかりますよ。
更新日:2019年11月07日
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