ヤマソーヴィニヨン
BookRoad~葡蔵人~
今回のおすすめは「ヤマソービィニヨン」。ヤマソーヴィニヨンというぶどう100%で造られた日本ワイン。赤ワインです。
友人から、生ウニとあうワインがあるという情報を聞きました。ずっと生ウニとあうワインを探していた私は、なにソレ飲んでみたい!と早速調べ、出会ったのがBookRoad(ブックロード)のワイン。
お目当てのワインのラベル(エチケット)はウニのイラスト!なんてわかりやすいの、と感銘を受けました。 残念ながら、タイミングが合わずウニのラベルのワイン(商品名はBLANC BLANC 2020という白ワインです)は売り切れてしまっていたのですが、ほかのワインもすごく魅力的だったのです。
色々なタイプのワインが造られていました。どれも葡萄そのものの風味が生かされています。やさしくて、飲み疲れない味わいに感動。フレッシュでバランスがよく飲みやすいのです。すーっと体に入ってくる感じが心地よいワインです。
ブックロードワイナリーは、ワインを身近に感じてもらい、ワインをつなぐ縁を大切にしたいという想いから、2017年に東京都台東区でスタートした都市型ワイナリーです。
都市型ワイナリーというのは、原料となる葡萄を産地から運び、人や店が多い都市、より消費者に近い場所で醸造と販売を行うスタイルのワイナリーのこと。
「BookRoad~葡蔵人~d~という名前は、「葡萄」と「蔵」と「人」が目に見えない道で繋がり、ともに繁栄するという願いを込めて付けられたそう。
ラベルには、ワインをもっと気軽に、色々な食べ物と楽しんで欲しいという思いが込められているということです。どんな食材と一緒に飲んだら、どんなシチュエーションで飲んだら、という提案がラベルを通して伝わってきます。
そう、ラベルは食材だけではなく、それはマグカップとテントだったり(キャンプのイメージ)麦わら帽子とフルートグラスだったり(太陽サンサンの下で、のイメージ)、シチュエーション提案のラベルもあるんです。加えて、ワインの種類と状況にあわせた、グラスの提案まで盛り込まれているなんてすごい!
料理やシチュエーションにあわせてワインを選ぶのが好きなので、わかりやすくてステキなラベルにすっかりはまってしまいました。好きな色や味わいのぶどうで選んでもいいし、食べたい食材のラベルのものを選ぶのもいいかも!
野菜好きの私の目にまず飛び込んできたのは、れんこんの絵がかかれたラベルのワイン。まず、れんこんのイラストを見ながら、(焼肉のイラストを見ながら白ご飯を食べるような感じで!)このワインを飲んでみたのですが、それだけで色々想像がふくらんで楽しかったです。
ワイナリーからのおすすめコメントに「軽やかなタンニンは醤油を使った甘辛なきんぴらごぼうのような料理とご一緒に」とあったので、実際にれんこんのきんぴらとあわせてみました。軽いタンニンが甘辛い味付けのコクにぴったり、後味はすっきり。答えあわせのようでそれもまた楽しかったです。
焼きれんこん(オリーブオイルと塩で)、ピクルス(酸っぱすぎるな、と感じたらオリーブオイルを少しかけるのがおすすめ)、お焼き(すりおろしてお好み焼きの要領で)、チップス(薄切りにして揚げる)などなど、他の味付けや食感のれんこん料理も楽しめそう。ラベルをみながら、ワインを飲みながら、会話もはずみます。家飲みはもちろん、ホームパーティのおもたせにもぴったりだと思います。
いまの時期の私のおすすめペアリングは、おせちです!れんこんは縁起のよい食材としておせちでは定番、また全体に甘辛い味付けの料理が多いですよね。一本じゃたりないかも。
日常に寄り添う日本ワイン。今後予定されている新しいワインのリリースも楽しみです。どんなペアリングのラベルになるのかな?
構えることなく、より身近にワインを楽しめるブックロードのワイン。食卓が楽しくなること間違いなしです。
更新日:2022年11月28日
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