日本人の心ほっこり、楽しく美味しく可愛いお煎餅

名古屋からはるばるコンサートにいらしてくださった方から頂いた差し入れです。
パッケージを見た瞬間から、張りつめた緊張が一気にゆるんだお菓子でした。
その可愛らしさと和み感に、思わず「やられた〜！」という不意打ちされたような気持ちになりました。
お菓子の名前も「かわいい和」ときています。全くその通り。

力の抜けるくらい可愛いらしい絵がお煎餅の表面に書いてあります。
いえ。可愛い絵の土台がお煎餅でした…と、言うべきでしょうか。
とにかく、お煎餅の中の可愛らしい世界観に引き込まれてしまった私なのでありました！

感動すべきはそのお煎餅の味です。
可愛いだけのお菓子なら世の中にはたくさんあります。
「かわいい和」の桂新堂さんはもともとは海老煎餅の老舗で、1866年（慶応2年）の創業を誇る、まさに海老を知り尽くしたお煎餅やさんだったのでありました。
素材にもこだわり、また鮮度にも細心の注意がなされているそうです。
ぱりぱりと香ばしい海老の香り。
サクサクと心地よいあられの食感。
しょっぱさ甘さの絶妙なコンビネーション。
お煎餅の一袋の中に、ひとつの日本の昔話が織りなされているかのようでもあり、また昔からの童謡が歌い継がれているかのようでもありました。
日本人っていいな〜、というほっこりとした気持ちに包まれた時間を味わうことがでたのでありました。

私の知らない日本の素晴らしさが、日本中にまだまだたくさんあるのだと改めて感じ、嬉しくなりました。
老舗の伝統を守るだけではなく、その時代その時代の人々の心に寄り添うよな、夢や温かさや楽しさを届けるべく、変化し進化していく日本人の知恵。

私は「紅白鯛」と「つるとかめ」を頂きましたが、あまりにもビジュアルが可愛かったので、その他のシリーズにも注目しています。
季節感あふれるお煎餅あり、用途や歳時に合わせた詰め合わせもあります。
美しく楽しいパッケージも贈り物に最適です。

私がそうであったように、「しばし心に余裕を待ってお茶とお煎餅で和んでください…」という温かいメッセージが込められているようなお菓子だと感じます。
そう願う、大切な方に贈られてみてはいかがでしょうか？
もちろん、心がほっこりしたいときの自分自身のためにも、是非是非お勧めです！

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