お取り寄せの達人のオススメ!
村上敦子さん(ブランディング プロデューサー)
名産「原木しいたけ」がゴロッと入ったおかず味噌
この秋、ご縁があって訪れた宮崎県北部にある諸塚村(もろつかそん)をご存知でしょうか。
面積あたりの林道の密度は日本一、村の面積の約95%が豊かな森林で覆われており、村人は代々「森を大切にする」という考えのもと、森と共存しながら生活し、次の世代に伝えているそうです。
そして今回の商品の中にも入っている原木しいたけの栽培は、この地の暮らしに深く根付いています。しいたけ栽培に使うクヌギやコナラなどの原木の森は生き物の命を育み、原木としてその役目を終えると、土へと還り、再び森を育てるそうです。
しいたけを育てることで森が育ち、恵みを人々に与えてくれるのだなと豊かな気持ちになりました。
今回のお取り寄せはそんな諸塚村の地元の特産品を集めたショップ「もろっこはうす」。
現地を訪れた後、改めてこのショップでお取り寄せをしてみました。一度、訪れた旅先のものをお取り寄せすると一気に記憶がもどり、そして不思議と愛着がわいていることに気づきます。これもお取り寄せの醍醐味ですね〜。
この「しいたけ味噌」のお味噌は、地元 七ツ山のきれいな水から生まれたもの。素材も大豆、大麦、塩とシンプルで地元のお母さんたちが丹精込めて作った自慢の手作りのお味です。
びんの蓋をあけると「ぷーん」と食欲をそそるあまじょっぱい味噌とゆずの香り。おかず味噌というだけあって味がしっかりしているので、少量で十分な存在感があります。
さらに味噌の中にこの地の特産品である原木しいたけがゴロッと入っていて、ゆずの風味が効いて一層深い味になっています。
あったかいご飯と頬張ると炒り味噌の香ばしさが鼻に抜け、しいたけの弾力ある食感が心地よく噛むほどに旨みが広がります。
食べかたの工夫はさまざま。おにぎりの具はもちろん、冷めたおにぎりの表面に薄く塗って焼きおにぎりに。ふろふき大根の味噌にしても絶品。弱火にかけながらお酒でといて湯豆腐や野菜炒めのペーストにもアレンジできます。
同じ発酵食品であるとろけるチーズとの相性も良さそう。また味噌汁の隠し味として入れても、深み増すとともにほんのりゆずの香りもプラスされて美味しいです。お弁当のご飯もすすむ逸品です。
ふるさとの食卓を飾る素朴な常備菜、ぜひ一度ご賞味ください。
村上敦子さん(ブランディング プロデューサー)
地域の「キラリ」と光る隠れた美味しいものに惹かれ、旅先や友人からの情報でお取り寄せを楽しむ。IT、マーケティング分野に従事した後、現在は東京・代々木公園にあるブランディングデザインオフィスでプロデューサーとして活動中。中央大学大学院経営学を修了(2023年9月MBA取得)。特に中小企業のサポートや組織学をテーマとしている。趣味は、ウォーキングやピラティス、旅行、料理など。
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