お取り寄せの達人のオススメ!
白木あきこさん(ウェルネスフードクリエーター)
京都が誇る和牛の名店から届く、楽チンすき焼きセット
「三嶋亭のすき焼きセット」は、鍋でおすすめを聞かれた時の私のイチオシ。三嶋亭は京都で知らぬ者はない肉料理店であるだけでなく、140年という歴史を持ち、高級和牛を扱う食肉店でもある老舗です。
長きにわたり「国内牛肉消費量No.1」だった京都をはじめ、今もその上位に名を連ねるのはやはり関西圏。実家でもちょっとごちそうという時は、必ず牛肉だった記憶があります。「お肉といえば牛肉」が当たり前に育ってきたわけですが、その牛肉こそが「三嶋亭」さんのものでした。
ハレの日のすき焼きやしゃぶしゃぶ用も、普段使いの切り落としも、母が本店の味にこだわり、寺町三条のお店まで買いにいっていました。今も私は、帰郷するたびにできるだけお肉を買って帰るのが常です。すき焼きが食べられるお店が併設されている、風情ある建屋もこちらにあります。
そんな昔からなじみのある三嶋亭さんの通販は、すきやき肉だけの販売もありますが、まずおすすめしたいのはやっぱりこのセット。なぜなら、味の決め手である「わりした」がついているため、作り方通りに調理すれば、まさに「お店の味」を再現できるからなのです。
〇〇牛、などとブランドにかかわらず目利きが選んだ、そのとき一番良い和牛が三嶋亭のお肉。全国から「三嶋亭」の看板で売るお肉が選ばれて店頭に並び、料理として供され、お取り寄せ品として私たちの手元に届きます。
このセットは、鍋さえ用意すればあとはカット済みのお野菜と卵、お豆腐、卵などを包みから出して、レシピ通り調理するだけ。食卓にそのまま置けるくらいきれいなお箱入りです。
一番お値頃な「ヒラ(赤身)」は、赤身といってもとても柔らかく抜群のお味。さっぱりといただけるので私はいつもヒラ一択ですが、サシがしっかり入ったお肉もありますよ。
3人分ですが、私たち夫婦がふたりでお腹いっぱいになるまで食べて、翌日「すき焼きうどん」ができるくらい、具材が残る感じです。これがまた楽しみなんですよね♪
京都式のすき焼きは、わりしたの前に砂糖を使うのがコツ。ふだん、砂糖は使わない食生活ですがこのときばかりは指示通りに(笑)調理します。ただ砂糖とわりしたは多めに入っているので、ドバッと入れてしまわないように。
京都を訪ねる折にはぜひ、予約をして訪ねていただきたい名店「三嶋亭」。その味を自宅で手軽に味わえるお取り寄せは、ちょっと贅沢なお家ごはんや贈り物などにおすすめです。
白木あきこさん(ウェルネスフードクリエーター)
2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
[ウェブサイト] 美食道.com