お取り寄せの達人のオススメ!
sakko*さん(お取り寄せレビューブロガー)
スパイスの香りに白味噌と京だしのスープがやみつきになるカレーもつ鍋
あたたかい鍋がおいしい季節到来。今回ご紹介させていただくのは、亀八さんのもつ鍋です。
亀八は京都にあるもつ鍋の専門店です。冬には予約が取れないほどの人気のお店。人気店の味を自宅で味わえるお取り寄せ鍋は毎年の冬のお楽しみのひとつ。
亀八のもつ鍋は種類があるのですが、後入れスパイスが入っているカレーもつ鍋「やみつきの黄」が私は大好きです。
やみつきの黄は、まかない用の白味噌スープにカレースパイスを入れてこっそり店員が食べていたものを商品化したという遊び心から始まったもつ鍋なんですが、私もその商品名の通り、こちらのもつ鍋がすっかりやみつきになってしまいました。
京都名産白味噌に鰹と昆布の京だしがベースのスープ。こだわりの国産もつの旨みがスープに溶け出し、混ざり合うことで完成します。優しい優しい味わいのスープ。
具材の野菜は新鮮なものをこちらで用意します。同梱されてきたレシピには、野菜分量の目安がしっかりと書かれていました。
今までいろんな鍋セットをお取り寄せしましたが、こんな風に書かれていたのは初めてだったので、びっくりしましたが、「野菜はたくさん入れすぎると水分が出て味が薄くなる原因となり、亀八の本来の味わいが楽しめません」とのこと。食べてみてその繊細な味わいに納得してしまいました。
カレースパイスの味は、そこまで強いわけではありません。優しい白味噌と京だしのスープの中でいい香りと共に存在感はありますが、基本のだしの繊細なおいしさは壊さずいいアクセントになっているという感じですね。
優しい味わいのスープを満喫した後は、一緒についてくる柚子胡椒やにんにくをスープにお好みの量入れて味変するのもおすすめです。また、違ったおいしさを発見できます。
また、この鍋は〆もすばらしいのです。京都の老舗製麺所の石臼挽き麺は、スープとよく絡み、おいしいスープのおいしさを活かす最高の麺。つるつるもちもちです。スープにごはんをプラスして雑炊もおいしいですよ。チーズとも相性がよいのでおすすめです。最高のスープ、最後の一滴まで楽しませていただきます。
今年の冬は亀八さんの「やみつきの黄」で、ぜひ皆さんにも京都のもつ鍋の繊細な味わいを体験してみて欲しいです。