お取り寄せの達人のオススメ!
清水美穂子さん(ブレッドジャーナリスト)
味わひは雲井の上までも愛でさせ給ひし甘味中の粋品
ボンボンショコラもいいけれど、何かひとくち甘いものを、というときにおすすめな、和三盆の、大人のお菓子です。
木箱の中にきなり色一色で整列している様子、経木のほのかな移り香、江戸時代より同じ意匠の木型を使っているという繊細で美しい菊の花のかたちがすっかり気に入って、京都に行くたびに祇園のお店に行って求めていましたが、お取り寄せもできると知りました。
和三盆のお菓子は口に入れるとほろりと溶けて、消えていきます。
あっさりとした味わいです。
ちょっと甘いものがほしいとき、ひと休みしたいとき、食事の〆に、お薄(抹茶)はもちろん、エスプレッソにもよく合います。
この菊のかたちは、中国の故事にちなみ、長命を願う気持ちが込められているのだとか。
敬老の日の贈りものにもいいですね。
清水美穂子さん(ブレッドジャーナリスト)
東京生まれ。おいしいパンとそれをつくる人びとを取材する一方で、日常の食事の愉しみ、bread+something good(パンと何かいいもの)を提案する日々。関連企画のコーディネート、執筆多数。総合情報サイトAll Aboutではパンのガイドを務める。著書に『おいしいパン屋さんのつくりかた』(ソフトバンククリエイティブ)『日々のパン手帖~パンを愉しむsomething good』(メディアファクトリー)。
[ウェブサイト] Bread JournalAll About(パン)
レッツエンジョイ東京
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